二章~三つの道筋(経過)二~序
はてさてここで休息がてらに幾つかの話をしようではないか。言うても三つだがのう。
そうかい。で、その三つを聞かせるということは拒絶という。いや止めておこう。端から無いのだろうが。それならこのまま進めても。
ほほほほほ嫌に素直だのう、まあ退屈しのぎだ。なに直にお前さんの出番がくるであろうて、それまでは暇潰しといこうではないか。
は、はは、は。はあ。今の状況が今後に与えるなんての考えても無意味だろう。足掻いても無駄に終わるだろう可能性の方が大きい。なら素直に聞くことが懸命なんだろうな。で。
そうだのう。あやつら。あの四人各々が如何にして戦場を洗浄せしめたのか。それを観るとしようかのう。
ほれちらほらと垣間見えておったろ。あれを観ようかと思うての。
ふうん。話す。でなく観るのね。まあ、なんだね勝手に進めてくれ。
休めるときに休んでおかないと最後には。うあぁ。疲れるな。本当に。どうしようもなく。
ふほっ。では観てみようかの。これよりは短くも長き、そして長くも短きあれらの辿る道にして滅びへと向かおうとする意思への抗いよ。
で前と同じように誰が。違うか今回は、過去と云っても。
語りはない。言うたであろう観るだけ。とな。で語りは何処ぞの何かが勝手に語ろう。
して何を観る。
そうだな、ではどの組みの語りを観ようかね。
鎮座する古い映像装置。
重い摘まみを捻り合わせるは。
老体でありながら底を見せぬ者と幻を得意とするあれの話か。くくっ期せずしてこの二人とは。
ふうん。まあ良いんじゃね。さてさてどうなるやら。




