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第6話「いだいなとしょかん」

ガチャッ


「……大変だよ晴社くん!」


「どうしたんすか雨寺博士?」


「これは人類史に残る

大きな発明になるぞ!!」


「また閃いたんですね」


「ああ、とんでもない発想だ」


「…閃いたんですね」


「世界がひっくり返るかもしれない」


「……早く教えてください」


「ふふふ、聞いて驚くなよ」


「前振りはもういいですから」


「私のこのPCに」


「PCに?」


「世の中のあらゆる言語の書物を

読み込ませる」


「はい」


「読み込んだ言語データは仮に

グレイトライブラリーモデルと呼ぼう

略してGLMだ!」


「…」


「そしてチャット形式で

PCに話しかけると」


「……」


「GLMをもとに私のPCは

人間のような言葉を返す」


「………」


「検索の代わりや

文書作成なんかも出来て」


「あの…」


「ヒトとPCが対話をして

課題の解決にいどむというロマン」


「博士!!」


「なんだね?まだ話の途中…」


「それもう普及しちゃってます!

ってか自分のスマホにも……

ほらこれ!!」


「な……なんということでしょ……う!?」

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