↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元勇者パーティーのテイマー、魔物スキルを集めながら気ままに旅する  作者: 時雨りと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
62/67

街の異変

鐘の音が、もう一度響いた。


――ゴォン!


市場の空気が一気にざわつく。


人々が港の方へ走り始める。


「何だ……?」


セレンは皿を置いた。


ルクが不安そうに言う。


「今の、ただ事じゃないよね」


ガルドも表情を引き締める。


「海の街って言ってたし……魔物か?」


セレンは頷いた。


「可能性は高いな」


三人とユキと一緒に港へ向かう。


⸻


港に近づくほど、空気が変わっていく。


潮の匂いが強くなり、焦げたような臭いも混ざっていた。


そして――


「うわっ……!」


ルクが足を止めた。


海面が、おかしい。


波が荒いとかじゃない。


“跳ねている”。


水面のあちこちから、魚のような影が飛び出している。


「魔物か……!」


港の船が揺れている。


漁師たちが必死に網を引き上げているが、逆に引きずり込まれている者もいる。


セレンは目を細めた。


「魚型の魔物だな」


数は多い。


だが――本体じゃない。


その時だった。


海の中から、何かが跳ねた。


ドボォン!!


巨大な影。


一瞬だけ見えた。


触手。


「……今のは」


ルクが息を呑む。


「タコ……?」


セレンは静かに言った。


「そこにいるな。本命が」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。