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元勇者パーティーのテイマー、魔物スキルを集めながら気ままに旅する  作者: 時雨りと


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海の街の市場

翌朝。


「今日は市場に行ってみるか。」


海の街には大きな市場があった。


魚だけでなく、果物や野菜、調味料まで何でも揃っている。


さすが海の街、貿易が盛んなんだろう。


「これ全部食べ物?」


ルクは興味津々だ。


セレンは乾燥肉や調味料を買い足していく。


「旅だと保存食も大事だからな。」


「なるほど。」


するとユキが何かを見つけた。


「クゥ!」

(あっ!)


走っていった先には魚屋。


店主が笑う。


「可愛いフェンリルだな。」


小魚を一匹もらったユキは、とても嬉しそうに食べていた。


「人気者だな。」


セレンが笑うと、ユキは照れくさそうに顔をそらした。


せっかくなら何か買おうと店先の魚を見る。


「兄ちゃんら、魚は好きか?」


店主が尋ねる


「昨日食べた焼き魚美味しかった。」


「森の魚と違った!」


「うん!」


ガルド達が口々にそういう


「ここの魚は新鮮で美味しかったよ、昨日は屋台で焼き魚を食べたけど」


とセレンが言うと


「生でも食べれるぞ」


と笑いながら言う


「生でか?」


セレンが不思議そうに聞く。


「あぁ、ここは新鮮な魚が集まるからな」


「色んな所を旅したが、生で食べれるなんて...」


「珍しいだろうな、折角なら食べるかい?捌いてやる」


カイトが目を輝かせた。


「食べてみたい!」


ルークとガルドも同じくと言ったようにワクワクとしたような雰囲気が伝わってくる。


セレンはそんな3人を見て


「じゃあ、食べさせてもらおうかな。折角なら店主さんのおすすめの魚を買うから、それを捌いてくれ」

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