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元勇者パーティーのテイマー、魔物スキルを集めながら気ままに旅する  作者: 時雨りと


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新たな生活

目を覚まし、宿の朝ごはんを食べて、街にある冒険者ギルドに行くことにした。


ギルドの扉を開けると、中はかなり賑わっていた。


酒を飲む冒険者。

依頼書を見る者。

受付で話す者。


いかにも冒険者の溜まり場とでもいった感じだ。


冒険者にはランクがある。

F〜Sランクで、最初は全員Fランクから始まるらしい。


•Fランクの依頼は、街の雑用や薬草採取など簡単なもの。

•Eランクになると護衛依頼。

•Dランクからは魔物討伐も増える。

•C以上は指名依頼もあるらしい。

•Sランクは、もう英雄扱いされるレベル。


まあ……

「勇者パーティーの連中は、たぶんAかSくらいだろうな」

そんなことを考えながら、受付に向かう。


「すみません」


「はい、どうされました?」


「冒険者登録したいんだけど」


「冒険者登録ですね、お名前をお願いします」


「セレンです。」


受付の女性は慣れた様子でうなずき、紙に必要事項を記載してく。


「それでは、簡単な試験を行いますね」


試験といっても大したものではなかった。

少しの実技確認と、簡単な質問。


問題なく終わり、俺はカードを受け取った。


「こちらが冒険者証になります」


身分証にもなるらしい。


「ありがとうございます」


カードをポケットに入れて、依頼ボードを見る。


薬草採取。

荷物運び。

掃除。

ゴブリン討伐。


いろいろあるな。


「まあ……今日はいいか」


依頼は受けず、宿へ戻ることにした。

明日から考えればいい。


これから何をするか。

どう生きるか。

俺だけの人生だ。

急ぐ必要なんてない。


「……さて」

夕焼け空を見上げながら呟く。

「今から何をしようか」

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