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元勇者パーティーのテイマー、魔物スキルを集めながら気ままに旅する  作者: 時雨りと


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夜の森

来た道を戻り、先程の湖までの道を戻ろうとしたが、うまくいかない。


暗くなってきて視界の悪い森の中はどこも同じ景色だ。


「マジで迷ったな……」


ガルドが頭を掻く。


その時、ルクが指をさした。


「あ!洞窟ある!」


そこに小さな洞窟があった。


「今日はここで休むか」


みんなも頷く。


洞窟の中は思ったより広かった。


少しだけ外の光が差し込んでいる。


「じゃあ見張りは俺がやる」


ルクが言う。


「いや、大丈夫だ、俺がやるから任せとけ」


俺は、洞窟の入り口に腰掛けて見張りをする。


ふと、洞窟の中を覗くとみんなはすぐに眠りについた。


だが、俺もいつの間にか寝てしまったらしい。


⸻


翌朝。


「ふぁ〜……」


体を起こし周りを見渡す。


「特に問題はなかったみたいだな。」


洞窟を出ると、すぐに森の出口が見えた。


「おぉ!」


カイトが笑う。


「出口じゃん!」


「助かったな」


森を抜けた所で三人は立ち止まった。


「セレン」


ルクが言う。


「また会える?」


「たぶんな」


俺は頷く。


「また森に来るよ」


俺がそういうと、三人は狼の姿に戻り、森の奥へ走っていく。


俺はそれを見送りながら呟いた。


「さて……」


「街に戻るか」


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