↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元勇者パーティーのテイマー、魔物スキルを集めながら気ままに旅する  作者: 時雨りと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
10/67

森の強敵

音のしたと思われる場所に着いた瞬間、俺たちは足を止めた。


「……なんだあれ」


そこにいたのは巨大な魔物だった。


全身が硬そうな皮膚で覆われていて、まるで鎧のようだ。


「あれは、アーマーベアだ」


三人が固まる。


「アーマーベアって、強いの?」


「ああ、かなりな」


アーマーベアは森の中でも上位の魔物だ。


普通の冒険者なら数人で戦う相手。


ルクが小さく言う。


「どうするんだよ……」


「俺がアーマーベアをやる、お前らは危険だから逃げろ」


俺は腰に刺していた短剣を抜いた。


「鑑定」


すると、頭の中に情報が浮かんだ。


アーマーベア

Lv30

森に生息する大型魔物。

硬い皮膚を持ち、通常の攻撃では傷をつけにくい。


「マジかよ…」


想像より強いな。


「ひとりで戦うような敵じゃねぇけど、やるしかねぇか」


⸻


戦いはすぐに始まった。


だが――


「ぐっ……!」


流石に強い。


爪の一撃が重い。


俺は必死に攻撃に当たらないよう避けながら戦う。


だが突然――


ザシュッ


「ぐっ……!」


肩を切られた。


思わず膝をつく。


アーマーベアが腕を振り上げる。


「……終わりか」


覚悟した、その瞬間。


「セレン!!」


誰かが俺を引っ張った。


ルクとカイトだった。


「大丈夫!?」


「ちょっと離れるぞ!」


二人に支えられて距離を取る。


「なんでお前ら来たんだよ…」


俺は苦笑する。


「俺は、お前らに危ないから逃げろって言っただろ」


ルクが怒る。


「友達だろ!」


カイトも頷く。


「そうだよ、友達が困ってたり、傷ついてるときは、助けるの当たり前だよ!」


俺は小さく笑った。


「……ありがとな」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。