0027 バリア
魔人の男の子は、椅子からゆっくりと立った。
「落とし物をしてはダメじゃないか。」
魔人の男の子はその簡易な服と一角の角が生えてた。髪は金髪で、目は蛇のように鋭い。
「バンチスタ、行くよ!」
大量のコウモリの魔物と蛇の魔物が一気におしおせてきた。
バンチスタの姿は見えない。
ミストラはその巨大な太刀を構えると、ユニークスキル、太刀スキルを発動。
「ゴルド蝉投葉!」
かまいたちが鋭く太刀から現れると、大量にコウモリを弾いていく。
シグマがかけぬけた。
「羅刹スキル、破壊抹殺。」
手に魔力を込め、放射状にホーミング弾を出すが、魔人は全部最小限のバリアで防いだ。
「ミストラ!」
「分かってる!」
魔人が強い。
ミストラが太刀をバリアをすり抜けて、下へ上段切り。魔人は光速でバリアを形成すると、顔一つ変えず、ミストラの太刀を防いだ。
シグマがミストラの間をぬうように、光の弾のかなりの数を放つと、魔人はこれも難なくバリアで弾く。
「シグマ!下がれ!」
「あれ?バレちゃいましたか?」
魔人が宙に浮くと、バリアを360度展開すると、小さくこう言った。
「フルカウンター。」
大量の光弾と大量のかまいたちが三人を襲う。
「シグマ!」
シグマは20層のバリアを三人の全方位にはって、ミストラはギリギリそのバリアに潜り込んだ。
19、15、9とバリアが破壊されていく。
魔人が強すぎた。
ふと、私は懐かしい感覚に陥った。
バンチスタ?




