お久しぶりです
「一体……何が……」
立ち止まり、状況を整理するために思考を巡らせようとするのだが。
「お久しぶりですね、ケネスさん。お元気でしたか?」
突然、そんな声がしたかと思うと目の前に見覚えのある人物が複数立っていた。
「エルドラ……!? それにクリアリーやケミストまで……!?」
「久しぶりだな。ケネス」
「こんにちは。元気してたかい?」
「一体どうして!? お前らは俺が倒したはずだろ!?」
そう言うと、三人は肩を竦める。
「私たちは神様ですからね。あれくらいで死ぬわけがないでしょう」
あれくらいで死ぬわけがない……か。致命的な一撃を与えたはずなのだが、やはり神とやらはには一時的なものにすぎなかったらしい。全く、笑えてしまう。
「しかしどうしてお前らがここにいるんだ。俺たちに用なんてないだろ」
「そうだよ! もうわたしたちには用無しなんじゃないの!?」
「ですです!」
俺たちが声を揃えて言うと、ケミストがにっこりと笑う。
「あるだんよ~それが。まあ、百聞は一見にしかずだよね」
ケミストたちは一歩後ろに下がり、空をじっと見据える。
「さて、私たちはケネスさんに挨拶できたので満足ですね。それでは、さようなら」
「私たちはここまでだ。もう会うことはないだろう」
「ばいばーいケネスくん。頑張ってね」
「は……? どういうことだよおい!」
俺は慌てて三人に手を伸ばす。が、俺の手は空を切った。彼らの体は次第に薄れていき、最後には霧散してしまった。
それと入れ替わるように、何者かが俺の目の前に現れた。
誰だ……こいつは




