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【書籍化・コミカライズ】追放されたおっさん、暇つぶしに神々を超える〜神の加護を仲間の少女達に譲っていたら最強パーティが爆誕した件〜  作者: 夜分長文
七章 革命とエドの終焉

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エンドマーク

白い、どこか神々しい服を身にまとった老人である。俺のことをじっと睨めつけてきたかと、思うと静かに両手を開いた。


「失礼。彼らは我が地上に降りるために犠牲になってもらった。全盛期とは違って衰えてしまってな。誰かを踏み台にしないと、我は自由に天界と地上を行き来できないのだ」


「て、天界だって……?」


 この人は一体なにを言っているのだろうか。それに天界って……まさかこの人も神かなにかなのか? だが……エルドラたちを犠牲にしたって言ったよな……? つまりなんだ、こいつは地上に降りるためだけに仲間を殺したって言うのか?


「なんだよ……てめえはよ!」


「我はエンドマーク。この世界を支配し、統べるもの。エルドラたちのマスターである」


 ということは、こいつが神の中で一番偉いやつってことなのか? だけど、そんなやつがどうして俺なんかに用があるんだ。


「ところで、お前は疑問に思ったことはないか? 最近起こった身の回りのことだ。少しばかり、自分に都合が良すぎることが起きているとは思ったことはないか?」


「都合が……良すぎる……?」


「ああ。思い当たらないか? 神々の迷宮のことや、直近で言えばアルト伯爵のことだ。あの女はどうやら気がついてしまったようだがな」


 ユウリさんが……? だが、彼女は確かに言っていた。『何者かによって都合よく』と。


「分かったか? 全部、全部我がやってやったのだ。お前が神々の迷宮を順調に攻略できたのも、アルト伯爵の一件がこんなにも簡単に終わったのも。全部だ。お前たちが貴重な人材だからな。感謝してくれてもよい」


「は……?」


「まあ、神々の迷宮攻略についてはお前の実力が大きい。我が手を入れたのもエルドラを倒し、見込みがあると思ったからではあるわけだが」


 確かにこれまでを振り返ってみると、少し都合が良すぎることが何度かあった。だが――それが全部エンドマークと名乗ったこいつがやったのか?


「一体どういう目的でそんなことをしたんだ……!」


 叫ぶと、エンドマークは手を広げる。


「お主たちが選ばれた人間だからだ。我は探していた、神々を打ち倒すことができる人間を。我は望んでいた、そのような人間と共に新たな世界を見てみたいと」


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