15話 影の勇者の作戦会議
帰ったら、ユウがいたので驚いた。
「ユウ、何してるの?」
「あ、ナキここに住んでいたのか。相談があって?」
ルルが上がらせてたのかな?聞くか。今、どこに居る?探そう。
「ルル?いる?」
「はい、なんですか?」
「オレの友達をここに呼んだの?」
「はい。そうです。何か問題でもありました?」
いや、特にないけど。なんで、呼んだんだ?
「別にいいけど……。なんで呼んだの?」
「あ、あの人が急に来たもので、ナキちゃんに用があるみたいです」
オレにか。まぁ、客人てことかな?
オレは、ユウがいたリビングに行く。
「ユウ、どうしたの?」
「あの話、覚えてる?」
あの話か。影の勇者の事かな?
「影の勇者の件?」
「うん。そうだよ」
影の勇者の件か。確か、あの時オレが倒すと言ったからかな?
「で、その影の勇者の件について何?」
影の勇者倒すとかかな?
「影の勇者を、明日倒すことにします」
!?なんて?影の勇者を明日倒すだと……。まさかの当たった!
「え?あの影の勇者を倒す?本気で?」
「うん。本気で倒したい。もう苦しむのがやだから……」
確か、苦しくてオレにあの時告げたんだっけ?
「分かった。いいけど何か作戦があるの?」
「作戦……。ないです」
「もしかして、このまま突っ込む気だった?」
「うん」と頷く。
作戦考えてないのか。なら考えるか。
まず、影の勇者はどういう攻撃をしてくるんのかだ?
「質問していいかな?影の勇者ってどういう攻撃してくるの?」
「私も会った事が無いので分かりませんが、噂では、魔法とかスキルを使って来るみたいです」
魔法とかスキルか。普通の攻撃か。
「その攻撃って、具体的には?」
「具体的には、影魔法や、影に関するスキルみたいです」
まぁ、影の勇者というからには、こんな攻撃だろうな?
そう言えば、ユウって光の魔法や、攻撃をしてなかって?ならば、影の攻撃…
「ユウって、どういう攻撃の仕方するの?」
「私ですか。光の魔法や、剣の攻撃だけど……」
やっぱり、光の魔法を所属してる。なら、この攻撃の仕方で行かないとならないかも。
てか、影の勇者と光の勇者って、攻撃の仕方で呼んだのかな?
「なるほど。影の攻撃には光で攻撃するのはどうかな?」
「あ、たしかにいいかもしれない」とユウは納得する。
さてと、この位かな?作戦として、後はユウが頑張るくらいかな?
あ、勿論オレも参戦するけど。
「ナキは何するの?」
「うん。オレか。オレはユウのフォローでもしようかな?」
大体この戦いは、ユウ自身の戦いだから。
「ありがとう」とユウは言い、笑う。
やっぱ、美少女の笑顔はいいな。まぁオレもだけど。
「ナキちゃん、私も出ていいですか?」と急に声が聞こえる。
ルルだ。なんで出るの?
「ルルはお留守番だよ」
「えー、なんで、ですか?」
「だって、破壊するドラゴンを戦いに持ってたら、地面ごと崩れるかもしれないから」
「あの、ナキ?もしかして、この人って破壊竜?」
あ、やばい……。バレてしまった!ついうっかりで!
「うん。そうだけど、誰にも言わないで!」
「誰にも言わないとかじゃなくて、その封印したの私だから」
あ、そうだったね。忘れてた!
「まさかここで、戦って封印した暴れん嬢のドラゴンと会うとは思わなかった」
「そうですね。まさかここで、封印してもらった、最強の剣士副団長さんに会うとはですね」
なんか、やばそうな雰囲気!大丈夫かな?
てか、今日って作戦会議じゃ無いの?ルルとユウを合わせなければよかった。
「勝負しませんか、外で?」
ルル、宣戦布告!やばい気がする。
「分かりました。勝負いいいよ」
ユウ、乗ったよ。
そして、外に出た。
因縁同士の試合が始まる。流れ的にこうなったけど。
広いから別に人とかには迷惑しないけど……。まぁいいか。
どんなのやるんだろう?本気で物理攻撃かな?
「勝負内容は、組手です」
「面白い。いいよ。あの何百年も封印した竜がどんなに強いのか?」
まじで、物理攻撃だ。
「ルールは逃げるの無し、大魔法を使うのも無し、飛ぶの無しです」
「分かった。あと、殺すの無し」
「分かりました。ナキちゃん、合図お願いします!」
「はーい」
てか、まじの組み手だ!大丈夫かな?でも、ルールあるし大丈夫な気がする。
ゲームにも、PvPってあったし、大丈夫だろう。
「よーいスタート!」
二人とも、一斉に攻撃を仕掛けた。
なので、オレの視界は煙に包まれた。
どうなった?
煙が消えて、視界を見る。
戦ってる。
「こんなものですか?」とルルは言い、パンチした。
それをユウは剣で受けた。
煙が舞ってる中、攻撃をいっぱいに仕掛けたんだと思う。
ていうか、早すぎて見えない。
ユウって、こう見えてやばいな。
もしかして、影の勇者もこんな感じなのかな?
いつまのにか、剣と拳が混じる。蹴りも混じってるけど。
なんで、戦う流れが始まってるんだのかな?
勝負は着いたのに?まだ、負けてられないということかな?
暇だな。これを見てれば良いのかな?
光の魔法や、剣を振ってるユウと、拳と蹴り、小魔法、魔術を使うルル。
数時間が経過すると、ユウとルルは疲れてきたみたいだ。なので攻撃を一旦、中止してる。
あれ?あっちこっち、穴が空いてる。ルルが叩いたりしたからか?
「なかなか、やりますね」
「ルルアもやるね」
また、戦いを開始した。
寝ようかな?暇だから。
戦いって、やる人がやれば楽しいけど、やらなくて、観戦するなのはつまらない気がする。オレだけかな?こんなの思ってるの?
また、数時間後。
オレは寝た。何故なら、つまらないからのと、ここの芝生、気持ちいいからだ。
寝っ転がってもいい芝生だな。
「ナキちゃん、起きてください!」
「うん?」とオレは起きた。
起きるとルルとユウの組み手は終わったようだ。と夕暮れでもあった。
「終わったの?勝負?」
「はい。終わりました」
「で、決着は?」
「決着ですか?そんなの無いですよ」
⁉︎
「え、あの勝負ってなんの?」
「あ、言ってなかったですね。組み手なので練習ですよ」
え?まじで⁉︎
「演技?」
「演技では無いですよ。練習ですよ」
「あー、なるほどね。分かった」
「それ、分かって無いですよね?」
あ、バレた!
「もしかして、打ち合わせとかしたの?」
「うん。あ、そう言えばしました。ナキちゃんが最後まで話を聞かないからです」
てことは、オレのミスかな?まぁ、誰にもミスはある!
「ユウはどこに?」
「ユウさんは、帰りました。なかなか、起きないから「帰っていいよ」って言っておきました」
うん。なるほど。オレのミスだ。
「ユウに明日どこで戦うとか聞いてる?」
「えっとー確か、あの街の北でやるみたいです。ということよりも、ご飯作るので帰りましょう!」
「あ、そうだな!」
オレはルルと2人で歩いて、帰った。
ていうか、本当に今日って作戦会議だけじゃなかったようだ。
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