11話 ルルとの生活
オレは今、ルルと買い物に行っていてる。
何故こうなっているかというと今日の朝の出来事。
「ルル、戦い方教えて?」と言ったんだが、ルルは「戦い方より、ナキちやんは女の子なのでまず服装とか整えた方がいいです」と。謎の説得により、今現在ここに来ている。
街に。
本当は行きたくない。女子の買い物って長そうだからだ。
『無理にオレが嫌だ』とかいうと、脅されるんでいく事にした。
まず、服屋
「そう言えば、ナキちゃんって同じ服しか着てないんですね。もっと他に着るのないのですか?」
同じのしかか。元の世界の元引き籠もりが、違う服を毎日着替えるとでも?
「面倒くさいから、これしか着ていない。ていうか、ルルだって同じ服しか着ていない?」
「それは違います。私はこれが鱗なんで」
鱗?もしかして、魔法で使うと鱗になり、スキルで使うと人間の肌になるって事か。
「なるほどね。でも流石にオレには服選びが出来ないから、このままにしていいかな?」
「服選びが出来ないなら、私が選びます」
マジになっている。
取り敢えずなんとか服を買って次の所に行く。
次は武器屋。
そう言えば、武器を買おうと思ったけど。結局買えなかったんだった。
なら、今買おう。
別に買わなくてもいい、持っているから。
ここは、アクセサリーも売っているんだな。
ええっと、魔力アクセサリー、双子のアクセサリー、力アクセサリーなどなど。
別に今は買わなくてもいいか。
「ナキちゃん、このアクセサリー買いません?」
あ、双子のアクセサリーか。もしかして、元の世界でのおそろっちとか、というものかをやる気か?
絶対にやらなん。やりたくない。男心を守らないと。
「2人一緒にしないと買えないみたい」
何という地獄なんだろう?
ー数分後ー
結局、買ってしまった。何処かが失われた気がする。
だって、あんな可愛い仕草で言うから「いいよ」言ってしまう。
まぁ、こんな事がありなんとか次の所に行く。
そろそろお腹が空いたので、レストランっぽい所に行く。
ここに来るの初めてだから、緊張しちゃうな。
円卓テーブルか。この世界にもあったんだな。
さて、料理を何にするか。
えっと、オレの好きなオムライスにしようかな?と思ったのだが、金が高い気がする。
オムライス:500銀貨(50000円)
待って、オレが持っている財産は……。
600銀貨と90銀貨あるから、690銀貨。
オレの分しか買えん。
「ルル、自分の分は自分で払って?」
「え?奢りではないのですか?」
ルル、何故オレが奢りだと……。
「奢りな訳ない。奢る気なんてないから」
取り敢えず、お昼を終えて家に帰る事になった。
オレの財産は190銀貨になった。
※
さて、帰ったし何するか。お金を稼ぐのは明日でいいか。
ここ、テレビもなく、ゲームという概念もない。
そうだ、今日の朝に頼んだ、戦い方って教えてくれないかな?
「ルル、戦い方教えて?」と唐突にいう。
「はい。今ならいいですよ。買い物に付き合ったご褒美として」
あ、もしかしてご褒美にしたいから、あの謎の説得をしたのか。
オレ達は外に出る。
外の方が広いからだ。
「さて、何から教えて欲しいですか?」
何からか、基本的な事でいいが。
魔法についてがいいかな。
「魔法ってどう使うのか。教えて」
「魔法ですか。……。一般的な魔法を教えます」
ルルの指に火が出た。
熱くないか?
「こいうのが、魔法です。魔力を具現化して出すのがコツです」
まるで、オレの魔法の作成に似ている。でも、あれも魔法か。
「その魔法って、能力に乗るのか?」
「能力に乗るのは、魔術の能力だけで魔法と魔術の種類は別の表示になると思います。ではやってみましょう!」
具現化するって、想像すると同じなのか?
火、火、火、燃えてるようなもの。(彼女は、想像しています)
後は、魔力を集中する。魔法 作成がそうだったように。
手に弱い火が出る。
あの時の炎とは違うが出せた。
「よし、出来た」
「上手いです。まだ、弱いけど上手く出来ています。初心者がこんな上手く出来ているのは初めて」
なんとか出来た。想像はそんなに難しくはなかった。
一般的な魔法って言うけど、ルルはもっと凄いのが出来るって事か?
「ルル、一般的なって言ったけどルルはど言うもの?」
「あ、見ますか?」
「見てみたいかな」
ルルから感じる、魔力が強大になっていく。
[魔力の最大出現量がかなりの大幅に増加したことを確認。直ちに避難するか、種族能力:強力結界層を貼るかなど、どっちかしてください。]と画面に赤い文字が出る。
危険というのを表しているのか?流石、破壊竜という名は伊達ではない。
今は誉めている場合ではないから、種族能力 強力結界層を被るか。
「行きます。ナキちゃん。炎爆焉破魔法:爆火!」
オレらの辺り一面の木は、燃えて、消えようとしている。
「やば……い」
山火事ではなく、山の惨事になっている。
「どうですか?手加減はしました」
これが手加減なんだ!?戦ったらオレは死じゃん。
取り敢えず、直してもらえるか?
「ルル、これ直して。人に見つかると大惨事になるから」
「はい。分かりました」
自分で頼んだことなのに、直せというブラック企業みたいな感じになってしまった。まぁいいか。
これくらい、強いなら頼りになる。
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