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13.ハイキング

 次の二人の休みの日、私と透さんと子ども達と

4人で、ハイキングに行くことになった。

私は、子どもが好きそうな唐揚げや卵焼き・

おにぎり・果物を詰めて、お弁当を作った。

お菓子や飲み物も用意した。

服装は、ハイキングなので、下はジーンズ

ではあったが、上はブラウスと、

花模様の可愛いカーディガンを着た。

お化粧もして、ハーフアップの髪に

丸めがねもなしだ。

お天気は上々、凛ちゃんも湊君も、

パパとのお出かけに、上機嫌なのがわかる。

4人で車に乗り、ハイキングコースの入り口までは、

ドライブだ。

しりとりをしたり、歌を歌ったりした。

ハイキングコースは全長2km。

最初は少し急な上り坂が400m程あるが、

後は、緩やかな遊歩道が、続いている。

そこを4人で歩いた。

そこは、山のハイキングコースで、

ただの野っ原を歩いている感じだった。

両脇には、若いススキが生い茂り、所々に

ヨメナやイヌタデ・アキノノゲシ等が

花を咲かせているだけだ。

それでも、家族連れが何組か、ハイキングを

楽しんでいた。


 しばらく歩くと、湊君が、お腹が痛いと言い出した。

トイレに行きたいらしい。公衆トイレに行くには、

800m程、戻らなくてはならない。

しかし、湊君の様子を見て、間に合わないと

感じた私は、

「ちょっと行ってくる。」

と言い残し、湊君を、ハイキングコースを

少し外れた、人目につかない所に連れて行った。

そして、そこで用を足すように促した。

事はすぐに終わった。

おしりを綺麗にして、きちんと後始末もして、

コースに戻った。透さんが感心したように言った。

「すごいね。」

「従兄弟たちの世話で、慣れてたから。」

何事もなかったかのように、4人で歩き出した。


 広場に出ると、みんなでお弁当を食べた。

私が作ったお弁当を、子ども達も喜んでくれた

ようだ。お弁当の後は、お菓子を食べながら、

そこにある草を使って遊んだ。

オナモミの実を投げ合ったり、エノコログサや

カヤツリグサで遊んだりした。

やっと、子ども達と交流できた、ひと時だった。


続きは、4月27日(月曜日)に投稿する予定です。

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