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三人と休暇の騒動

遅れました。すみません。番外編です。

今日は休暇だ。

探偵事務所に行く用事もないし昼食に何か食べ物でも、と所長は台所へ向った。台所には大きな鍋が一つ置いてあった。置いた覚えのない鍋の中身が何か気になって鍋の蓋を開ける。

その中身はドロドロとした黒い液体で粘性のあるそれは蠢いていた。まるで、スライムのように。

「・・・・・。」

所長は黙ってソッと蓋を閉めた。



「先生ー!?助けてくれ!!というか、助けて下さい。お願いします!!」

ドタバタと足音を立てて上がり込んできたかと思えば、所長がそんなことを叫んだ。鍋を抱えながらなので結構格好悪い。

この時期に薄着のままなので寒そうだ。

「Ah….Hello?」(あー・・・。こんにちは?)

あれ?ドアは施錠していたはずだよな?

とりあえず、これはどういう状況なのだろうか。説明が欲しい。


「こんにちは。って今はそれどころじゃねぇんだった」

「すみません、先生。私が鍵を開けました」

担当さんが鍵を開けたらしい。よほど焦っていたのだろうか?

「そんなに慌てテ、どウしまシタ?」

ランチタイムにと用意したものを食べ終えて飲み物を飲み、一息つく。


今日はトマトソースのパスタとコンソメスープ、ブレッドが一つだ。野菜の甘味とトマトの酸味のあるトマトソースがパスタによく絡む。風味のあるコンソメスープと程良く柔らかいパンも悪くない。

本当はサラダもあればいいんだが。シーザーサラダでも欲しいな。

そこにストレートの紅茶が合う。美味い。


「この鍋の中を見てくれ」

「???」

「どういうことでしょうか?」

「見れば分かる」

そう言って見せられたものは、鍋の外へと出ようとする黒いスライムっぽい何かの姿だった。

「Oh….」

「な、何ですか、これ?」

「俺にもよく分からん」

台所に行ったら鍋が置いてあって、蓋を開けてみるとあの黒いのが鍋の中に居たのだとか。そこで、物知りそうな先生になら何か分かるかも知れないと思い、頼りに来たらしい。

「進展ダメ、デスね」

やれやれ。これでは執筆作業どころではなさそうだ。


ひとまず、あの鍋に入ったスライムモドキは所長が飼うようです。何を食べるんだろうか。



とある掲示板にて。

名前のないパン屋

・・・ということがあったのさ。本当、大変だった


名前のない名無し

待って所長!?まさかそれってシ・・・では?


名前のない名無し

というか、飼えるのか?どう見てもモンスターだろ


名前のない名無し神

えー?ちょっとしたドッキリみたいな悪戯のつもりだったんだけどなあー?

あ、雑食だから何でも食べるんじゃないのかな


名前のない名無し


名前のない名無し

あれで悪戯、だと・・・?


名前のない名無し

神には人の心が分からない


名前のない名無し

知らない方が幸せだろうよ


名前のない名無し

特に人間にとっては、な


名前のない名無し

分かりたくねえ!??

鍋の中にこんなのが居たら怖いかな、と思って書きました。描いたついでの産物かも知れない。

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