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とある作者は異世界の夢を見た?

丸みのあるフォルムの、よく分からない三匹の生き物が居た。猫や猪の中間のような見た目で丸々とした小動物だった。何だこいつら?

「我々はフォム族というんです」

「随分とまあ・・・独特な姿ですね?」

そう尋ねる自分は、どういうわけかその謎生物と一緒の汽車に乗っていた。

切符は何処だろうか?

別の車両に移動すると、そこにも同じようなやつらが三匹並んでいた。

どういうことだ?

「これでも隣の車両の彼らと同じ種族なんですぞ!」

左端の彼は胸を張って自慢げにしている。

「我々も親類ですからなあ」

真中のやつは苦笑しているらしい。

「うむうむ」

最後に頷いているのが右端に居た。


もはや、何処からツッコめばいいのか分からない。誰かタスケテ。



それから何故か引越し先の相談をされて、近くにある物件を紹介していた。

おかしいな。何でこんなことに?

それにしても三万円は安すぎないか?それとも、異世界だからこの金額なのだろうか?


ガラッと車両の扉を開ける。一番奥の車両に続くはずの扉の向こう側は、座席も何も無くなっていた。

「は?」

いや。床らしきものはあった。だがそこは一言で表すなら、異様だった。

明かりはない。髪の長い女性の乗客らしき人物が一人立っているだけだ。床には光る花が咲いている。綺麗ではあるがどういう状況なのかが分からない。

その場所がまるで異界であるかのような錯覚。

「・・・。」

着物姿のその人がソッと合わせていた両手を開く。開いた手の中からふわりと蝶が飛んでいく。それは揚羽蝶の形をしていた。

蝶の意味は、確か。



いつも通り目覚まし時計のアラーム音で目が覚めた。気分はスッキリしないが仕方がない。のそのそとベッドから這い出て、着替えを適当に引っ張りだした。

またネタ用のメモが増えたかも知れない。



彼等にとっては休みなどあってないようなものだろう。作者は読者が居てこそなのだから。

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