表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
負け悪役貴族に転生した俺は推しキャラである師匠を攻略したい  作者: えん/えんとつ畑@雑記


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

712/713

第674話 正妻とイチャイチャ

 嵐がさっての次の日、島はいい天気になっていた。

 子供達2人は財宝目指して入江に向かい、大人達はそれを見送るはずだった。

 メルナが水着じゃなくてローブ姿になっているのでどこに行くのかと訊ねたら、なんとスミレが見つけた何かの研究所に行くと。


 まぁ……『行ってらっしゃい』と声をかけたらアリシアとノラにどつかれた。

 

 比ゆではななく、物理的に。

 意味合い的には『お前もいかんかい!』って事なんだろうけど、俺が行って何するの? と問いかけたい。


 メルナの姿はもうすでに小さくなりかけているし、だったら全員で行くべきだ! と提案したんだけどノラは急にお腹が痛いって言うし、アリシアはノラちゃんの看病するね! と俺から目線を外す。


 凄い嘘くさいです。と、言うか仮病だろ。


 そこを突っ込んだらノラからさ『クロー兄さん。女の子がお腹痛いって察するべきだよ』ともう触れてはだめな所を突っ込んで来たので慌ててメルナを後を追いかけた。



「ワラワは別に1人で良かったのなのじゃ」

「いや。俺もそう思って見送ったんですけどね……2人に上下を付けるわけじゃなくて……」

「アレはワラワとロウがイチャイチャするのを見ていたい。など、わけわからん事言うしなのじゃ、ほれ……見えて来たなのじゃ」



 そうなんだよねぇ。

 お掛けで上手く行ってる。ってのもあるけど。



「手前に壊れた柵があり……あっちは畑? ああ、壁の穴ってあれか? 気になる事でも?」

「ん-…………こういう場所は破壊するに限るなのじゃ」

「え、何て?」

「破壊するなのじゃ」

「…………もしかして、どえっちイベントをスルーしたから!? 今からでも間に合いますよ?」



 そうに違いない。

 現に眉をひそめてちょっとにらんでいるし。



「何が言いたいなのじゃ?」

「破壊したいって事は、嫌な事があったから……そうかせっかくの水着回なのにサンオイルをぬったり水着の中に《《うっかり》》手が滑ってケツのほうから前に……、そしてメルナが言うんです。『ワラワみたいなババアのサンオイル何てロウよいやなのじゃろ?』と。そうしたら俺が『俺の無人島が爆発しそうです』いや! 爆発するのはメルナの2つの山で天辺を触るようなイベントが──」



 白い光が俺の半身を素通りした…………はい、と、言う事で俺の右半身が再生されました。

 軽装で来たのに衣服がメルナの魔法でやかれ海パン男になってしまった。



「くれぐれもスミレやサクラの前でド変態な事実行するな、なのじゃぞ」

「ふり?」


 これはやってくれ。と言う前振りだ。



「ロウよ知っておるなのじゃ? スイカと言う果物は熟成する前に四角い箱にいれると四角いスイカになるそうなのじゃ」

「………………一応聞きますけど何で今その話?」

「ロウを吹き飛ばして下半身を四角い箱に詰めて置いたらどうなるじゃろな。と思ってなのじゃ。むしろその股間でもいいじゃろ……小さい竹ぐらいは入るんじゃろ」



 何て酷い事を言うんだ!!

 人間が四角い形になるわけないじゃないか!!


 ………………そういえば地球時代でなぜか『マナ・ワールド』では無いがゲーム画像を見た事あるな。


 後俺の股間にあるのは竹よりもでかいわい!



「ふうワラワがこの場所に来たのは研究と事によっては破壊や封印なのじゃ。これでも人間が言うには厄災の魔女なのでなのじゃ。危険な魔法に対して知っておかなければ使われた時に命にかかわるからの」

「雷系しか使えないのに?」

「………………何年も言っておるのじゃが使えないじゃなくて使わないだけなのじゃ。もっとも回復系などはロウに劣ると思うなのじゃがな」

「やーい嘘つき―」



 やべ。

 メルナが杖を構え……あっしまい込んだ。



「ロウよ、お主も過去の事一切喋らないじゃろ。向こうにも両親とかいたんじゃろ?」

「………………いや、俺思ったんですけど夫婦っていっても秘密は大事と思うんですよね」



 思わず敬語になる。



「よし! 話は終わり。終わりましょう!! で、メルナどこから見ます? ってもういないし! うわ畑の方見に行ってる、俺の事なんて完全に無視だ」



 畑の土を調べてるメルナの横に立つと大きなスイカが寝ている。

 スイカが寝てる。と言うのはどうなのか? と思うがサングラスみたいな穴の開いた眼。にっこりマークの口からイビキが聞こえるのだ。



「スイカ侍」

「さっそうと出て行った割にこんな場所におるなのじゃ」

「割ります? 再生するみたいですし」

「結局は楽しみにしていたスイカは食べ損ねたしなのじゃ」



 殺気があったのか、グースカ言っていたスイカ侍が急に動いた。



「やや!? 敵襲でござるか!? 足軽スイカ達を起き上がるのなのじゃ!!」

「ギャ!」

「ギャ!」

「ギャ!」



 何もなかった畑から小振りなスイカ侍。いや足軽スイカ達がどんどん生まれてくる。



「ライトニングバースト」

「あっ」



 メルナがスイカ侍に攻撃魔法を撃ったらスイカ侍がはじけ飛んだ。

 赤い果汁がメルナの顔にぶっかかる。

 色は赤いが滴る果汁? は顔から首筋、胸にまで。


 見事な散り際だった。

 と、おもったら畑からスイカ侍が再生された。



「ええ…………」

「ほう。こうやって再生するのなのじゃ」

「む!? 某の自爆技が効いてないでござるか!? ではこのスイカソードの錆に……おや、どこのスイカ泥棒かと思えば某の家に何の様でござるか?」

「家?」



 畑だよね?

 家と言うと壊れた研究所のほうじゃないの?



「某はスイカ侍でござるよ? 足軽スイカ達と同じくここの畑が一番でござる」

「いや、俺はともかくメルナは」

「建物を壊しに来たなのじゃ」



 スイカ侍は暫く無言になる。

 その間にも足軽スイカ達が『ギャ』『ギャ』うるさい。



「駄目でござるよ!? 某伝えたでござる。ここは女神の家だと!?」

「でも女神の家じゃなかったんだろ? もう一回言うけど俺は別に、ただメルナが壊したいって」

「そ、それはそうでござるが」

「じゃぁ問題ないなのじゃ。ライトニ──」

「スイカアタック!! 者どもこの悪魔たちを倒すでござるよ!!」



──

────


 スイカのプールが作れるんじゃないか? と思うぐらいに俺もメルナも果汁だらけだ。メルナなんて体のラインが見えまくって反則なぐらい。


 スイカ侍も足軽スイカも弱いよ? 弱いけど、畑から無限に沸いてくる。

 2時間ぐらい戦ってメルナがブチ切れて、辺り一帯をフルバーストで一掃しそうになったので、キスをして強引に止めた。


 暫くキスをしたら落ち着いたのか俺は股間をけられました。



「人が見てるなのじゃ!!」

「あっ某は人ではないでござるので。どうぞ畑のスイカと思って続きをするでござるよ」

「いっ……てぇ……ほらスイカ侍もこういってますしメルナも。あっはい、冗談です。ほらメルナもスイカ侍達の気持ちも受け取ってさ……大切な建物って言うし」

「むぅ……中の危険な本などは回収させてもらうなのじゃ。それでいいなのじゃ!!」



 言いも何も、言いきったら決定権です。はい。

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ