表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異端者達のメメント・モリ ~冬の始まり  作者: Mr.M
九章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
69/114

第69話 友達

放課後。

僕は圭太と良司の誘いを断って、

1人屋上へ向かった。

扉を開けると、

ムッとする熱気が全身を包み込んだ。

「妻鳥・・?」

僕は誰もいない空間へ向かって、

呼びかけた。

返事はなかった。

ゆっくりと屋上の縁まで歩いて、

下を覗き込んだ。

花壇が見えた。

僕は小さく溜息を吐いて、

屋上を後にした。



「準備中」の札のかかった

店のドアを開けると、

テーブル席を拭いていた

夜也さんが振り返った。

「あら、冬至くん。

 お帰りなさい」

「た、ただいま」

いつもと変わらないやり取りをして、

僕はカウンター席に座った。

しばらくすると、

夜也さんが

水の入ったコップを持ってきた。

「あれ?

 幻夜は・・?」

僕はコップを手に取ってから、

キョロキョロと店内を見回した。

「今日はお友達のお宅に

 寄ってから帰る

 って連絡があったのよ。

 あの子、

 学校のことは何も話さないから、

 少し心配だったんだけど。

 友達ができたのなら安心だわ」

「へ、へぇ。

 そ、そうなんだ?

 ちなみにだけど。

 その友達の名前ってわかる?」

「えっと・・確か。

 円さん?

 って聞いたけど」

「ブフッ!」

僕は思わず飲んでいた水を噴き出した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ