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人外討魔伝記  作者: 一ノ瀬カイヒロ
第4章 徴血の行方
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第95話 ふざけた慈悲

お疲れ様ですよ〜∠(`・ω・´)


今回は気持ち悪さに極振りしたものになりますので、苦手な方はご注意くださいね!


では、どうぞ!

キショ過ぎる告白をしてきたアル・クルクスの男が、さらにキショい事を言ってくる。


こんな雰囲気最悪の所で誰が初夜を迎えたいって思うんだよ?



「自分をみがいてから出直して来い」



とりあえず大型拳銃(グリズリー)を連射して、銃弾とともに盛大に振ってやる。


弾は全部頭と心臓に命中したが、やっぱり男は痛みを感じていない様子だ。

それどころか、なんか小刻みに身体がプルプル震え出してる。



「おお、我が花嫁よ!そんな積極的に前戯ぜんぎで尽くしてくれるとは、私は感無量ですよ!」



キショい



「そんなにならなくとも、私は逃げたりしませんよ。さ、まずは唇から始めましょう。マナーですよ」



そんなマナー知らねぇ。


両手を広げて、撃たれながらタコの口みたいに唇を突き出す男。


その様子に背中に悪寒が走った。



嫌な予感がして、アタシはバックステップで距離を取る!



すると男のタコ(くち)から、アタシが撃った弾丸をタンを吐く様にして一気に射出された!


死の接吻せっぷんかよ?



「おや、私からの前戯ぜんぎは恥ずかしいのですか?

ご心配なさらずとも、私は紳士ですから優しくしてあげますよ」



お断りだっての。


ってか、優しくするとか言っておきながら今度はマシンガンの様に次々と口から弾丸を吐き出してくる!


アタシは両手の大型拳銃(グリズリー)で、飛ばしてくる弾丸を次々に撃ち落とす!


弾丸同士が打つかり合い、火花とともに金属片が飛び散る。コッチもマシンガンのような連射で大型拳銃(グリズリー)の引き金を引き続けて指が少し痛いが、男の弾丸は早々に切れる。


チャンスが来たアタシはすぐに男との距離を潰す。


そして男の真下を取ると、右手の大型拳銃(グリズリー)を男のアゴから脳にかけて零距離射撃!

左手はランダルに切り替えて男の股間を盛大にブチ抜く!!


アタシは即座に距離を取った。


なんか男の血に触れたくない。

あんな気色悪い告白してくる奴だ、性病とか持ってそうで生理的に無理。


でも多分、この程度で死ぬ事はないだろうな。


案の定、男は背中から倒れ込もうとしたが、コイツはマトリ◯クスの格好のまま、身体を小刻みに震わせて動かなかった。


が……………




「イックーーーーーーーーー!!イッッックウゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」





そう叫んだと同時に身体を大きくビクンビクンさせる。


ドン引きだよ……。




「あぁぁ………イイ………実に甘美!!」




コイツ………痛みが快感になるタイプか?




「私の前戯ぜんぎを避けていたのは、この様に私にエクスタシーを感じさせるためだったとは………あぁ、私は三国一の幸せ者です♡」




あぁ………ムリだコイツ…………

いちいち発言がキショい。




「では私も、返礼を返さなくてはなりませんね」



そういうと男は撃ち抜かれた股間に両手を入れてまさぐりはじめた。

……………発言だけでなく行動もキショい。


だが次の瞬間、アタシは目を見開いて驚いた!


ゴソゴソしてた男の股間から、何故かミニガンの砲身が飛び出してきた!!


いやなんでだよっ!?




「さあ!私の子種を浴びるように受け取ってください!!」




両手を広げてそう言った瞬間、男の股間のバルチン砲が火を吹いてアタシを狙い撃ちしてきた!!



ドゥルルルルルルっ!!



ミニガン特有のとんでもない連射力の前に、アタシは回避するしかなかった!

こんな子種誰が欲しがるってんだ!?


しかもなんかよく見たら、撃ち出されるバルチン砲の弾丸がなんか湿り気を帯びてやがる!?



どこまでキショいんだよコイツ!?



「さあ()()()()私の子を産み、繁栄しましょう!」



乱射しやがら訳の分からない事を言うと、状況が突然変化した。


かわし続けてたら女児こどもたちの遺体に流れ弾を負わせてしまい、男の言葉に呼応するように、女児こどもたちの遺体に異変が生じる!


お腹がボコボコ膨れだし、何かが腹を突き破って出てきた!!



「うっ……!!」



血と粘液を撒き散らしながら這い出てきたのは、増殖が狂ったねじくれた人体だった。


頭は異様に大きく額が二つに膨らみ、顔の半分はあの男に似た目元と口元を保っているのに、もう半分は肉が溶けたように垂れ下がり、鼻孔が横に裂けている。

胴体からは余分な小さな腕のような突起が二つ生え、指が融合して平べったい膜になっていた。


下半身は脚が一本に癒着しかけ、途中から別の方向にねじれて二本目の骨が突き出している。

這いずる動きは生まれたての赤ん坊のように不器用で、関節が軋む湿った音を立て、床にべったりと粘つく跡を引いていた。


それでも全体のシルエットは幼い子供のそれに近く……だからこそ、余計に吐き気がした。




「これぞまさしく子孫繁栄しそんはんえい

さぁブレッドウィッチ!貴女も私と家族となりましょう!」




何が子孫繁栄(しそんはんえい)だ!?

子ども達を弔う事も出来ずに……こんな……




「さあ我が子(メイベリー)達よ、これから私の妻となり、母となるブレッドウィッチにおっぱいをもらってきなさい!

そして母性を目覚めさせましょう!」



男の言葉に反応して、バケモノどもは一斉にアタシに目を向ける。


そしてせきを切ったかのように、一斉にアタシに襲い掛かってきた!




瞬間、頭の中で何かがブチッと音を立てて切れた。




「ふざけんなああああああっ!!!」




これだからアル・クルクスのクソどもは大っ嫌いなんだよ!!


ブチ切れたアタシは男が作り出したモノ諸共もろとも大型拳銃(グリズリー)を思いっきり連射して蜂の巣にする!!

バケモノどもは魔力の込もった弾丸で貫かれ、次々に倒れて逝く。


男の方も容赦なく蜂の巣にしていくが、コイツは相変わらず恍惚こうこつとした表情でビクビクと身体を震わせている……。


股間のバルチン砲は快感の極みで限界を迎えたのか、ボトッ……ビチャッと音を立てて、血液の塊に戻って垂れ落ちた。


救いようのない程に気持ち悪い。


そんなに痛みが快感なら、痛みも無く消し去ってやる!


男の永遠の慈悲の呼び名は、子孫繁栄と書いてバイオハザード読みます。

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