第101話 ニチアサ
お疲れ様ですよ〜∠(`・ω・´)
ほな、記念すべき101話です!
〜佳鈴Side〜
朝、鼻腔をくすぐるいい匂いと、頭のフサフサと温かくて柔らかい感触が、私の眠気を覚させた。
寝惚け眼で身体を起こそうすると、なんか胸の辺りで抵抗があった。視線を向けると、タオルケットがもう1人分膨れてる……。
捲ってみると、昨日保護したメイちゃんが私のおっぱいに顔を埋めて気持ち良さそうに寝ていた。
いつの間にか、ベッドの横に敷いてた布団から私の所に入り込んでたみたいだった。
そして今度は首もとがくすぐったい。
私の枕にアゴを置いて寝ていたグラピーがスリスリしてきた。
「おはよ、グラピー」
声を掛けると嬉しかったのか、私のおっぱいの上でフミフミし始めた。同じタイミングでメイちゃんもモゾモゾし始めて、両方のおっぱいが揉まれるような感じになる。
「ちょ、ん…く、くすぐったいよ〜」
一人と一匹の頭を撫でながら起きようとするけど、メイちゃんは起きなくて、グラピーはなんかヤキモチを焼いた時みたいにフミフミしてくる。
え、どうしたのグラピー?
フミフミフミフミフミ
「え、ちょ、んん!」
敏感な所を巻き込んでフミフミしてきた!?
で私が動けば……
「うぅん…」
「ひゃん!?」
メイちゃんが頭を動かして、変な反応して変な声が出ちゃう!
「え!?ちょ、ちょっと!?」
尚も1人と一匹は私のおっぱいをフミフミスリスリしてて、くすぐったいし恥ずかしさで朝から顔が真っ赤になった。
「ちょ、や、やめてよ〜ヾ(・ω・`; )ノ」
誰に助けを求めて良いのか分からず、私はなすがままおっぱいをもてあそばれました。
(朝っぱらからナニやってんだよ………)
なお、私の恥ずかしい声は龍太郎に全部丸聞こえでした…………。
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「お、おはよ〜……」
「やっと起きてきたか」
とりあえず部屋着に着替えて、寝ぼけてるメイちゃんを連れてリビングのイスに座って朝ごはん。
珍しくモーニングを作ってた。
軽くクルトンをまぶしてシーザードレッシングがかかったサラダと、塩コショウで下味を付けて少しナチュラルチーズと生クリームを入れたスクランブルエッグに、タマネギとグリンピースのコンソメスープ。
それから厚切りにてトースターでチンした美味しそうな焼き目をした食パン!
今日は洋風だ〜♪
「いただきます!」
「…いただき、ます?」
見様見真似でメイちゃんも手を合わせて、ますはスプーンでスクランブルエッグを口運んだ。昨日分かったけど、やっぱり卵料理が好きなんだなぁ。
「!!」
素味のままでもすっごく気に入ってくれたみたい。
「ケチャップかけても美味しいよ」
「ホント?」
「味変してみる?」
そして龍太郎の足元には、尻尾をピーンって立ててジッと彼の手元を見ているグラピーがw
ちょっと贅沢に味付けしていないスクランブルエッグをフードに混ぜて出してあげると、グラピーはニャムニャム言いながら頬張ってるw
「!」
メイちゃんはメイちゃんでスクランブルエッグの味付けが変わって、無表情なんだけどすごく美味しそうにモキュモキュしてた。
ニャムニャム^・μ・^
モキュモキュ(・ㅂ・)
ニャムニャム^・μ・^
モキュモキュ(・ㅂ・)
すっごいシンクロしてて笑いが込み上げてくるw
私はスクランブルエッグを食パンの上に乗せて、サンドイッチみたいにしてかぶり付く。
う〜ん!やっぱり美味しい〜♪
カリカリの食パンにスクランブルエッグの塩気とクリーミーさが合う!
「佳鈴、夏休みの課題は済ませたか?」
ドキッ!
「………その顔、ほとんどやってないな?」
あ、う………そ、それは……………
ついつい視線が泳いで、龍太郎がジーーッと私の眼を合わせ続けてくる………。
「はぁ、今日は一緒にやってやるから、明日から少しは自分で進んでやってみろよ?」
「う…ハ、ハイ」
うぅ……忘れてたとはいえやりたくない。
学生の本分だとしても、勉強って将来なんの役に立つのか分かんないもん……。
けど、まぁしかたないか。
沈んだ気分を食べて切り替えようと料理に手を伸ばそうとしたら、美味しく食べてたメイちゃんの手が止まってた。
なにかな?ってメイちゃんの顔を見ると、彼女はテレビの画面に釘付けになってた。
『ハッハッハッハッ!お前たち人間は、我々の支配下となるのだ!!』
『そうはさせるか!!』
『なに!?』
画面の中で子供が怪人に襲われていて、そこにレスキュー隊員の格好をした男の人が『レスキューチェンジャー!』と叫んで腕に着けている装置を起動させて変身する。
見た目がほとんど怪人なんだけど、男の人は怪人から子供を助けると、そこに母親らしい人が子供に駆け寄って子供を抱き上げるとサッサと逃げていってしまう。
『くっ!現れたな、レスキューソルジャー!!』
『お前たちの野望は、この俺が打ち砕く!』
『ほざけ!お前に我々の邪魔をされてたまるか!』
そこから怪人VS怪人の激しいバトルが始まる。
たしかコレって、今やってる変身ヒーローシリーズの最新作だったっけ?
たしかタイトルは、『救助怪人レスキューソルジャー』だった……ような?
スクランブルエッグを運んでた手が完全に止まってるメイちゃん。特撮ヒーローが好きなのかな?
『うおおぉぉぉぉぉぉっ!!』
『グハアアァァァァァッ!?』
テレビの画面内ですごく荒々しい戦い方をしてるヒーロー怪人。爪で引っ掻いて、怪人の顔面を掴んで地面を引きずり回してからビルから投げ落としてと容赦が無い。
『くっ、お、おのれぇぇ!』
『トドメだ!』
ヒーロー怪人が両手を空に上げると、盾と爪が一体化したかのようなモノが両手に装着される。
『レスキュー・ドライバー!!』
装着した爪先を敵に向けて、ヒーロー怪人が地を蹴って回転しながら敵に突っ込んで貫いた。
敵が断末魔を上げて爆散すると、お約束の巨大化。
いつもならここで巨大マシンを呼んで合体からのロボ戦に突入するけど、このヒーローは……
『レスキューチェンジャー、サイズアップ!!』
腕の装備をイジると、主人公が巨大化して第2ラウンド開始。
それにメイちゃんは眼を輝かせて見ていた。
『絶対に、守ってみせる!!』
そして最後は、
『スプリウム・バースト!!』
両手を合わせてビーム撃って終了。
それにメイちゃんは眼をキラキラさせていた。
特撮ヒーローが好きなのかな?
♪♫♬
スマホの着信音が鳴る。
私のは部屋にあるから、龍太郎のかな?って思ったら、龍太郎が電話に出る。
発信先は純也くんからだった。
『おう龍太郎!朝から悪ぃな!』
「なんだよ、こんな朝から」
『いや、今俺ちょっとヤベェことになっててな』
「ヤバいこと?」
『そんで今日子供達の夏休みの宿題を見ることになってたんだけど、龍太郎ホントに悪ぃけど、子供達に勉強教えてやってくれないか?』
「別に構わないが、お前今どこに居るんだ?」
『いや〜、実は俺今アメリカにいるんだわ』
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…
「は?」
素っ頓狂な声を龍太郎があげた。
どうしたんだろ?
なんでアメリカ!?




