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人外討魔伝記  作者: 一ノ瀬カイヒロ
第4章 徴血の行方
100/101

第99話 学びの真似

お疲れ様ですよ〜∠(`・ω・´)


では純也の戦闘シーンです!

100話に向けて長めにいきますね!


どうぞ!


「うぉらああぁぁぁっ!!」



肉塊のパンチに俺の拳がつかって、鈍い音が響き渡る!


後ろから肉塊が踏み潰そうとするけど、俺はそれに合わせて蹴り上げて相殺する!

また鈍い音が響いて、俺はその隙に肉塊どもから距離を取った。


肉塊ども、それぞれABCは距離を詰めようとするが、俺は肉塊が破いた金属板の大きな破片を掴んで、それを向かってくる肉塊Aに投げつける!


頭らしき所に深々とブッ刺さったけど、肉塊Aの動きはてんで止まる気配はない。


まぁそうだよな?


この肉塊は、さっきの部屋で見た内臓を抜かれた子どもの亡骸なきがらの集合体。何らかの方法でこんな風にしたとして、おそらくコイツ等に脳はない。


どうやってるかは知らねぇけど、どこかに脳の役割を果たす何かがあるはずだ!



「ったく、どこのバイオ◯ザードなんだよ!?

って、あっぶねぇ!?」



無駄口叩いてると頭の上を別の肉塊Bのパンチが襲ってくるが、俺はギリギリしゃがんで直撃をまぬがれる!


当たり前たけど、敵さんは全く待ってくれないな!


とりあえず叩いてみれば分かるだろ!?

まずは急所の鳩尾みぞおちからだ!!




串刺し崩拳ツェペシュ・ズドロビトル!!」




俺の右ストレートを、吸血鬼の全加速で叩き込む!!


普通なら力とスピードで敵の胸板や顔面を直撃し、骨格を粉砕しながら肉を抉って衝撃波で内臓を内側から崩壊させる一撃必殺の破壊拳なんだけど、弱点らしい弱点が無さそうな感触だな!?


って、殴った瞬間肉塊Bが大きくビクつく!


その瞬間、なんか強烈な力で拳を押し返されるようなものを感じ取ったと同時に、俺に肉塊Bの拳が飛んでくる!!



「おっと!!」



条件反射みたいに飛んできた拳を華麗にかわす!


その程度で当てられると思うなよ!?


そんで今度は眉間みけんと思う所の所に串刺し崩拳ツェペシュ・ズドロビトルを叩き込むけど、感触がさっきと同じで、また同じ様に条件反射みたいに拳が飛んでくる!


一撃がダメなら、コレならどうだ!!


俺は肉塊ABCの周囲をグルグル走り回って翻弄ほんろうしながら、拳・肘・膝・掌底を目にも止まらぬ連打を浴びせる!!




串刺の狂嵐ツェペシュ・フルトゥーナ!!」




全身の急所を容赦なく串刺しのようにくだいて、肉と骨を同時に削ぎ落とす多段攻撃だ!

吸血鬼としての馬鹿げたパワーで衝撃波を生み出しながら連打する事で、相手の細胞を根こそぎ粉砕する!!


3体同時にやってるから多少骨だけど、こんなもん犠牲になった子どもの事を考えたらたいした問題じゃねぇ!


俺は勢いのまま殴り続けてどんどん肉塊ABCを削っていく。

元となった子ども達の遺体だったものを砕いていくのは心にくるけど、せめてという思いで削っていく!


が……!




「ッッッ!!?」




突然、  死   というものが全身を覆い尽くした感覚におちいって、俺は直ぐ様バックステップで飛び退いた!


ヤッベェェ!吸血鬼の不死性を持ってる俺ですら死に恐怖するって経験初めてだぞ!?


一体あの肉塊の中に何があるってんだよ!?


距離が出来ても冷や汗が出まくって、俺は肉塊どもを観察してみる。肉が覆い尽くしててよく見えないけど、観察してる合間に奴等の傷が塞がっていく。


っというより、なんか傷の細胞が盛り上がっていって塞いでるように見える。



再生……というよりは細胞増殖って言えばしっくりくるかも?



って事は、あの死を感じさせた何かが肉塊の細胞を増殖してると思って良いな。


たしか何かを掴み掛けたのは胸の少し上辺りだった。ならそこをもう一度叩けば……!!



そう考えた俺は再び肉塊に向かって急接近する!


肉塊ABCも俺の動きに反応して接近してくるけど、俺の方が圧倒的に……っっ!!?


なんだ!?肉塊Aを除いて、他の肉塊BとCが眼の前からきえた!?


視界から忽然と消えてビックリしてまって、とりあえず眼の前肉塊に串刺し崩拳ツェペシュ・ズドロビトルを喰らわせようとするが、肉塊が回避に入って更に驚かされた!と同時に、肉塊Aの後ろから肉塊Bが現れて迎撃姿勢を取ってた!!


しかも……



「ッッッ!!」



あの姿勢と拳の固め方、そして人外の力の流れが、俺の喧嘩殺法の技、"串刺し崩拳ツェペシュ・ズドロビトル"だったんだ!!




「っぶねえぇぇ!?」




まさかマネられるなんて思わなかった!!


コメカミ辺りでギリギリかわしたけど、耳元でブウオォンッッ!!ってスゲェ風切り音がそのパワーを指し示した!


けどそんな感傷にも浸れなかった!!



「マジかよ!?」



肉塊Bの串刺し崩拳ツェペシュ・ズドロビトルを無理な体勢でかわしたせいで、両足が完全に浮いて動きが制限されて、3体目の肉塊Cが両手鉄槌ダブルアックスハンドルで俺を潰そうとしてくる!


避け切れない!!



「んっにゃろっっ!!」



ならせめてと両足を肉塊Cの攻撃に合わせてみたけど、やっぱ踏ん張りが効かないと力が入らない!!


力押しに負けて、俺は床に叩きつけられた!

鉄板が人の形にへこゆがんで、衝撃が内臓に伝わる!


クソ痛い!!!


まさかジェットストリームアタ◯クしてくるなんて思わなかった!!



「ケッ!やってくれるなぁ、こんちくしょう!」



ダメージはデカかったけど追撃が来る前に距離を開けた。


肋骨が何本か折れちまったけどすぐ治る。が、頭を強く打っちまったせいか、少し右半分がボヤけるな。


距離感が掴みづらい。



「まぁでも、やり方次第だよな?」



そうだ。やり方次第で、あとはどうとでもなる。


俺は笑いながら肉塊どもを見据えた。

俺の技をマネたってんなら、たぶんあの肉塊ども全員俺の技をやると思っていいかもしれない。


なら…



「まずは一体に絞ってやるか!!」



俺は肉塊Aに向かって猛スピードで急接近した!


さっきも言ったけど、右半分がボヤけて距離感が掴みづらい。だったら、超接近してぶん殴る!!




串刺し崩拳ツェペシュ・ズドロビトル!!」




一撃入れて返ってくるのはさっきと同じ。


けど!!



「同じならそうするよな!」



俺は背後から飛んでくる肉塊のパンチを身体をひるがえしてかわすついでに、オーバーヘッドキックの要領で肉塊パンチを蹴り抜く!!

するとヤツのパンチは自分の胸に打ち込んでしまい、大きな衝撃がヤツ自身に跳ね返る!!


肉塊がよろめいて一歩後退した!

そこに連打だ!!




串刺し崩拳ツェペシュ・ズドロビトル連打(・ラファラ)!!」




連続を叩き込んで肉塊がバランスを崩して仰向けにコケた!!チャンス!!


俺は肉塊の足を抱え込んで思いっきりジャイアントスイングで振り回す!!

肉塊BCが無謀にも突っ込んで止めに来たけど、お前等程度のパワーが俺にかなうかよ!!


案の定、ジャイアントスイングで振り回される肉塊Aを受け止めようとした肉塊BCは、俺のパワーで鈍器と化した肉塊Aによって吹っ飛ばされる!




「せえぇぇのっ!!」




掛け声とともに肉塊Aを真上に放り投げる!

こうなりゃ無防備も同じだ!!


俺は肉塊Aより上に飛び上がってヤツの胸ぐらを全力で掴んで、そのまま強引にフルパワーで肉を引き剥がした!!




串刺し(ツェペシュ・)極壊(ディストルガトル)!!」




指が食い込んで深く肉をブチブチッと大きな音を立てて引き千切る!


子どもの形をした肉と骨が癒着ゆちゃくしてて視覚的にヤバいけど……見えた!!


不死の俺が明確な死を感じさせた何か。

それはなんかよく分かんねぇ黒くて四角いもんがあった!

余程大事なモノなのか、なんかガラスのような丸い何かに守られていて、更にチューブが数本くっついて脈打ってる。


素手では触れない。"触ったら死ぬ"って頭の中でものすごい警報が鳴ってる!


だから肉塊の肩を掴んでパワーで無理矢理反転させた!



あとは思いっ切りコイツの背中に衝撃を与えて、黒い何かを弾き出す!!



俺は肉塊の頭みたいな部分をガッチリ掴んで、今度は遠心力を乗せた膝蹴りをお見舞いした!!




串刺しツェペシュ・ゲヌンキ・回転膝(ロティトル)ッッ!!」




バッッゴオオォォォォンッッッ!!!!




デカい破壊音が響き渡って、新幹線同士が正面衝突したかのような衝撃波が船内を駆ける!!


肉塊の大事なモノが勢い良く弾き飛んだ!!

瞬間、肉塊Aの力が一気に抜けて、そのまま自由落下を始めた!



「っと、あっぶねぇ!」



肉塊Aが床に叩きつけられる瞬間に跳んで衝撃を抑えて降り立つ。


けど完全に衝撃を抑えきれないから、それが俺の足にビリビリ響く!


痛って〜



けど感傷に浸る間もなく、肉塊Aから飛び出た四角いの何かを目で追うと、肉塊BCがその四角い何かを我先にと奪うように滑り込んで来た!


よっぽど大事なもんらしいな?って思ってたら、なんか肉塊どもの様子がおかしい?


なんだ?って思ってたら、肉塊同士がなんかグチュグチュ音を立てながら……くっつき始めた!?




「オイオイオイオイ、一つ倒したら残り合体ってマジかよ?」




7メートルの図体同士が合体して、その見た目は巨大な肉壁にくかべだった。

つっても、何本も溶けくっついた手足が生えてきてて激キモ過ぎる見た目だけど……。


そいつが俺の行く手を阻むように横に広がる。


そして俺に向かってものすごい手数のパンチが飛んできた!!




「あっぶねぇぇ!!」




一撃一撃が全部串刺し崩拳(俺の技)で、俺を近寄らせない様に正確に飛んでくる!


やっぱりあの四角いのが肉塊どもの司令塔なんだ!!


って事は、この手数のパンチをくぐっていって、つあの四角いのが肉塊どものどこにあるのかを見つけ出せないといけないって事になる!


今の俺の状態じゃあ、相性最悪だな。


一本づつあのパンチを潰すしかないけど、ヤツの再生能力の方が高そうだし、何より今の俺は範囲攻撃の手段が無い。オルカがセツ姉さんを連れて戻って来るまで耐え抜くしか無い。


こっからは時間稼ぎだ!



「っしゃあ!来い!!」



タダじゃやられねぇ!俺のフィジカルの強さを見せてやる!


次で100話!

ここでタンカー編を終わらせたいところやけど、どうなるか!?

そして純也の戦闘が脳筋w

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