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「さあ。今日はここに泊まろう!……」
ガムルらは洞窟内に入ったがすぐに
「ちょっと待って!…… 洞窟内の様子がおかしい!」
ゾッポは奥へと続く通路を見ながら、そう呟いた。
ロンも洞窟の奥を見ながら
「確かに…… 何か、変だぞ!……」
と言った。
ガムルも洞窟の奥を見ながら
「じゃあ。ちょっと、中を見てくるか?……」
と言い、全員で洞窟の奥へと向かった。
洞窟内は複雑に入り組んでおり、おまけに
強いモンスター【怪物】らがたくさん、いた。
そんなとき、ガムルらは洞窟の中間地点の辺りで
グラブ王国のミデル王とニガミ王子に出くわした。
ミデル王は突然、目の前に現れたガムルらに
「お願いだ! 敵に追われている。助けてくれ!……
礼は弾むから……」
助けに求めてきた。
「私らは王に会いに来たのです! 会えてよかった!……
それより敵とは?……」
ガムルがミデル王と話しているとミデル王と
ニガミ王子の後を追いかけてきたジョージが
ガムルらの前に現れた。
ジョージの姿を見たミデル王はジョージのことを
指差しながら
「そいつだ! そいつがわしらを追っている敵じゃ!」
と言った。
『え?……』
ガムルらは一斉に驚いた顔で突然、現れた
ジョージのことを見詰めた。
ジョージは怪しい顔をし、目を赤く光らせながら
「その王と王子をこっちによこせ!」
とガムルらに迫った。
「どうしたんだ?……」
ガムルがジョージに話しかけるもジョージは
怪しい顔でガムルらのことを見詰めたまま、
「よこさないなら、こっちから行くぞ!……」
というと短剣を取り出し、ガムルらに襲い掛かってきた。
「そいつは怪しき魔女に操られているのじゃ……」
今にもガムルに襲い掛かろうとしているジョージを
見ながら、ミデル王はそう言った。
「コイツは俺に任せなぁ!……」
素早く、ガムルらの前に立ちはだかったロンは
自分の武器の三叉の槍でジョージの攻撃に応戦した。
「一先ず、王らを安全な場所に……」
ガムルがミデル王らを後ろの安全な場所へと
避難させようとすると
「逃がさないわよ!……」
突然、優子の親友の彩がガムルらの後ろに現れた。
「挟まれたか!……」
ガムルは腰に携えてる剣を引き抜くと
「王と王子を頼む!……」
優子にそう言い、目の前の優子の親友の彩に
襲い掛かってきた。
だが、彩はまるで幽霊のようにふわふわと
ガムルの剣を交わした。
彩に操られているジョージもロンの攻撃を
紙一重のところで交わしていた。
そんなガムルらの戦いを見ていたミデル王は
顔色を曇らせ
「これはやばいなぁ…… 王子、すまないが
彼らと共に少し、時間を稼いでくれぬか?……」
ニガミ王子にそう言うと
「父上! 何をなさるつもりですか?……」
ニガミ王子はミデル王に聞いた。




