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ビビッとオンライン!  作者: 劉・小狼
第2章 ~仲間~
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 少し考えたアジミ王は

 「良かろう! そなた達の頼みじゃ、玉座の後ろの

鏡を特別に見せよう!……」

 と言い、ガムルらに玉座の後ろの【真実の】鏡を見せた。

 すると、鏡には何処かの水都市の風景が映し出されていた。

 「あそこに聖剣があるの?……」

 優子がガムルに言うとガムルは首を横に振りながら

 「わからない…… でも、【真実の】鏡はあそこを示した。

あそこに行けば、何か聖剣の手掛かりがあるかも

しれない……」

 と呟いた。

 アマミ王子から報酬を受け取って、様子を窺っていた

ロンは

 「その水都市に行きたいのか?…… 連れて行ってやろうか?」

 ガムルらに言った。

 『え?……』

 驚いた顔でロンのことを見詰めたガムルは

 「いけるのか?……」

 ロンに聞いた。

 「少し難しいが…… 行けんことはないぞ!」

 ロンは自信ありげにガムルに言うと

 「頼む! 連れて行ってくれ!……」

 ガムルは海賊のロンに頭を下げ、頼み込んだ。

 「良いだろう!……」

 ロンは【真実の】鏡が示した水中都市に連れて行くために

ガムルらの仲間に加わった。

 アジミ王からささやかな旅の資金を貰い、城の外に出た

ガムルは

 「さて、これから何処に行く?……」

 ロンに聞いた。

 「そうだな…… まずは俺の海賊船をグラフ王から

返してもらわないと……」

 「じゃあ。次の目的地はグラフ王国ですね……」

 ゾッポがそう言った。

 ガムルは驚いた顔でゾッポのことを見ながら

 「良いのか?…… 師匠のところに戻らなくて?……」

 というと

 「良いです! 私も聖剣のことが興味が出てきて……

あなた達と旅がしたくなりましたから一緒に行きます!」

 ゾッポは力強く、ガムルに言い放った。

 「よし! まずはグラフ王国に向かおう!……」

 ガムルらは一路、グラフ王国に向かうことにした。


 数日後。


 ガムルらはグラフ王国のサデルの街に辿り着いた。

 ガムルはグラフ王国のミデル王にロンの海賊船を

返してもらうために王の面会を求めた。

 だが、サデルの街で待つ、ガムルらのもとに

いくら待ってもグラフ王国のミデル王への面会の許可は

出なかった。

 「なんで何も返事がないんだ!」

 グラフ王国のミデル王から何の返事がないことに

ガムルは苛立っていた。

 「ミデル王なら、今、この国にいない!……」

 ガムルらの後ろからそんな声が聴こえてきた。

 『え?……』

 ガムルらが後ろを振り返るとそこには

ジョージの姿があった。

 「どういうことだ?……」

 ガムルがジョージに聞き返すと

 「ミデル王なら、ここから数キロ、離れた

”トザン”という山奥にいると思うぜ!……」

 ジョージはガムルらにミデル王の居場所を教えた。

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