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「よし! これで準備はできたぞ!……」
ロンの号令のもとにゾッポらも身構えると
やっと、ゴーストナイトも怯みから解放され、
「お、お前達……」
怖い顔でロンらのことを睨み付けた。
ゾッポらはゴーストナイトの睨み付けた怖い顔に
一瞬、怯みそうになったが
「オラオラ……」
ロンの勢いのいい掛け声と共にロンは持っている
武器を振り回し、目の前のゴーストナイトに
向かっていった。
『俺達も……』
ゾッポらも論の後に続いた。
だが、ゴースト内とは強く、中々、倒すことが
できなかった。
ロンらが苦戦をしているとガムルも立ち直り、
「待たせたなぁ……」
と言い、ゴーストナイトに向かっていった。
優子が戦闘に加わらず、遠めでガムルらの戦いを
見ていると
『お願い! その人を傷つけないで……』
何処からか、そんな女の人の声が聴こえてきた。
『え? なに?……』
優子が辺りと見廻すと突然、優子の持っている
スマートフォンが光り出し、次の瞬間、優子の前に
優子と同じくらいの体が透けた若い女の人・シルトが現れた。
「どうして? あのモノが私達に最初に攻撃を
仕掛けてきたのよ……」
優子が目の前に突然、現れたシルトにそう言うと
シルトは哀しげな顔をし、
「ち、違うの…… あの人は私との約束を守ろうと
しているだけなの……」
ゴーストナイトを見詰めた。
「どういうこと?……」
優子が目の前の透き通ったシルトに聞くと
突然、優子は光りに包まれた。
次の瞬間、優子の目の前に透き通ってない
シルトが現れた。
「ねぇ。これは一体、どうしたの?……
私の仲間は?……」
優子は目の前のシルトに話しかけたがシルトに
優子の声が聴こえていなく、返事がなかった。
『これはどういうこと?……』
優子が戸惑っていると
「私はグ~王国より前にこの辺りを支配していた
サルゲートという国のお姫さまだったの……
私には心に決めていたサルゲート国の騎士の
ビネガーという男の人がいた。 だが、グ~王国の
アジミ王の祖父のウマミに見初められ、
結婚させられることになった。 結婚が嫌だった
私はビネガーと共に駆け落ちすることにし、
ここで待っていたの……」
何処からか、さっき出会った透き通ったシルトの声が
自分の過去のことを優子に話し始めた。
「だが、いつまで待っても彼は私の前に
現れなかったの…… その頃、彼は卑劣なウマミの罠に
嵌っていたの……」
すると、突然、優子の目の前の光景が
別なモノに変わった。
そして、優子の目の前に現れた光景は何処かの
森の中の風景になっていた。




