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『うわぁ……』
ロンはギズモの毒霧をまともに喰らい、毒に侵された。
ゾッポは残っている炎晶石を持っている杖に
はめ込むと
「フレイム!」
と叫び、杖をギズモに向けた。
威力が倍増したゾッポの魔法はギズモに直撃し、
ギズモは炎に包まれ、呆気なく、消え去った。
「なんだったんだ?……」
ガムルらが驚いていると後ろの方で様子を窺っていた
アマミ王子が
「アイツは父から王冠を奪ったアンデッドらの
一味でしょう!」
と言った。
『おいおい。マジかよ!……』
ガムルらは一瞬にして、顔を強張らせたが進むしかない
ガムルらはとりあえず、宝箱の中を覗き込んだ。
宝箱の中には一冊の古びた魔法の本が入っていた。
ガムルはその魔法の本を恐る恐る、取り出すと
「これはお前が持っていた方が良い……」
その魔法の本をゾッポに手渡した。
「さあ。先に進もう!……」
毒に侵されたロンの回復が済むとガムルらは
さらに奥へと進んだ。
そして、ガムルらはまた扉付きの別の部屋らしき所の
前に辿り着いた。
『今度は本命だろうな?』
ガムルが恐る恐る、扉を開け、中に入るとその中には
敵らしきモノはおらず、大きな水晶の柱があった。
『なに? これ?……」
優子が驚いた顔で目の前にある水晶の柱に触れると
『ようこそ!勇者達よ! 私はこの地を護る
大地の水晶柱【すいしょうちゅう】!』
突然、語りかけてきた。
『水晶柱?……』
優子らが意味がわからず、首を傾げていると
『この世界には私の他に私のような柱が6つ、
存在している!…… その全ての柱から話を聞き、
魔王・ダークネスの野望を阻止するのだ!……』
大地の水晶柱はさらに話を続けた。
『え? 7つの水晶の柱?…… 魔王?
ダークネス?……』
ガムルらが訳がわからず、戸惑えていると
『では、私の知っていることを全て、話そう!』
再び、大地の水晶柱から声が聴こえてきた。
ガムルらがびっくりしていると
『地上に悪しき気が満ちる時…… 魔王が現れ、
世界を征服する! 魔王を倒すには闘う龍と
7つの水晶の力、そして、聖剣が必要だ!』
大地の水晶柱は全て話し終わると光を失い、
二度と何も声が聴こえなかった。
『な、何だったんだ?』
ガムルらが困惑していると
「とりあえず、父の王冠を取り返すために
先を急ぎましょう!……」
アマミ王子がそう言うと
「それもそうだな…… ここでこうしていても
しょうがないからな…… 先を急ごう!……」
ロンはまた一人で先を急いだ。
「そうだな…… 先を急ごう!」
ガムルらもロンの後を追い掛けた。




