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タカエンは頷きながら
「そうですか…… そう言えば…… 昔、父に
探し物があるなら、グ~王国の王座の後ろにある
”真実の鏡”を見ると良いと聞いたことがあります!」
とガムルらに言った。
「え? グ~王国の王座の後ろにある”真実の鏡”?」
ガムルはタカエンが言ったことに驚いた。
グ~王国にそんな”真実の鏡”があることなんて、
初めて聞いたから……
モルの村に戻ったガムルはガンダールから報酬の半分を
受け取ると
「あの…… グ~王国に”真実の鏡”があると
聞いたのですが…… 何か、ご存知ですか?」
ガンダールに聞いた。
一瞬、驚いたガンダールだったが
「ああぁ…… 知っているぞ…… グ~王国の
アジミ王とは古くからの友人だからの……
一度だけ、遠くから見せてもらったことがあるぞ……」
呆気なく、”真実の鏡”のことをガムルらに教えた。
「だが、最近、アジミ王は体調が悪く、
寝込んでいると聞くが…… お主はグ~王国の者だろう?
こんな所でゆっくりして良いのか?……」
ガムルはハッとわ自分がグ~王国の王様が
危篤でグ~王国に向かっていたことを思い出し、
「そうでした…… 先を急ぎますので……」
慌てて、優子らと共にモルの村を旅立った。
ゾッポはガムルらと別れ、そのまま、モルの村に
残るはずだったが……
「グ~王国のアジミ王の様子を見て来い!」
ガンダールはゾッポにそう言い、ガムルらと共に
グ~王国に向かわせた。
モルの村を旅立って、2日後。
ガムルらはガムルが騎士団の隊長を勤めている
グ~王国に辿り着いた。
すぐにガムルはアジミ王に会うためにお城へと
向かった。
ガムルはアジミ王を見て、驚いた。
危篤どころか、至って、アジミ王は元気だった。
だが、何処か、元気がなさそうに塞ぎこんでいた。
「危篤じゃ?……」
ガムルが目の前のアジミ王を心配そうに見詰めると
「すまん! お前を呼び戻すために兵士に嘘を
付いてもらった!……」
アジミ王は心配そうに自分のことを見ている
ガムルに謝った。
「一体、何があったのですか?……」
傍にいたゾッポが何があったのかをアジミ王に
聞くとアジミ王は言いづらそうに
「じ、実は…… 何処からか現れたアンデッド共に
大事な往還を奪われたのじゃ……」
と答えた。
よく見ると確かにアジミ王の頭の上には王冠が
なかった。
『アンデッド?……』
ゾッポが顔を曇らせると
「……で、そのアンデッド共は今、何処に?……」
ガムルはアジミ王にアジミ王の王冠を奪った
アンデッド共の今の居場所を聞いた。
アジミ王は顔色を曇らせ、ガムルらから
顔を逸らすと
「……この城の地下じゃ……」
言いづらそうにそう答えた。




