表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ビビッとオンライン!  作者: 劉・小狼
第2章 ~仲間~
PR
41/60

 6

 目を怪しく赤く光らせるとキマイラは雄たけびをあげ、

向かってくるタカエンを迎え撃った。

 キマイラの前足がタカエンに直撃しようとした

その時……

 突然、キマイラの前足がタカエンの前で立ち止まった。

 「お前!……」

 驚くタカエンの前でキマイラの前足を止めたのは

優子が連れているキィだった。

 キマイラの前足を受け止めながら、牙を剥き出し、

キマイラを激しく威嚇するキィだったがキマイラの

パワー【力】に敵うはずもなく、押し潰されそうになった。

 だが、寸前の所できぃはキマイラの前足を払い除けると

後ろへと退いた。

 自分の攻撃を受け止めたキィにキマイラも

牙を剥き出しにし、ガムルらを激しく威嚇した。

 次の瞬間、キマイラの口が大きく開くと口の中から

ソフトボールくらいの火の玉がガムルらに向かって、

飛んで来た。

 「あぶない!……」

 咄嗟に危険を感じたゾッポはガムルらの前に飛び出し、

 「シードル!……」

 と言って、シールド【結果】を張った。

 ゾッポが張ったシールドのお陰でキマイラが放った

火の玉は直撃はしなかったものの、キマイラが放った

火の玉はゾッポが作る火の玉よりも威力が凄まじく、

少し後ろへと後退した。

 キマイラを見ながら

 「どうする?……」

 ガムルは優子らにどうするかを聞いた。

 「他の道を通り、奴【キマイラ】の後ろに

出られないか?……」

 ジョージはそう言ったがジョージの本当の目的は

キマイラの奥にあるお宝だった。

 「そうだな……」

 ガムルらはジョージが言った通り、キマイラの後ろへと

廻り込むための通路を探した。

 だが、そんな通路は何処にも見当たらなかった。

 「どうやら、ここを通る道しかないようですね!」

 ゾッポもキマイラがいる部屋らしき所を覗き込みながら

そう呟いた。

 「パワー【力】だけでも厄介なのに……

あんな火の玉まで吐かれては手の打ちようがない……」

 ジョージは半分、諦めていた。

 「俺達が囮になるからその隙に奴【キマイラ】の

側面に廻りこみ、攻撃を仕掛けたら?……」

 話を聞いていた銀色のウルフは突然、ガムルらに

そう話しかけてきた。

 「それは危険すぎるわ…… 絶対、ダメ!」

 優子は銀色のウルフが言ったことに反対した。

 だが、キマイラに攻撃を仕掛けるには銀色のウルフが

言った方法以外の方法はなかった。

 「よし!わかった…… お前とキィとで

奴【キマイラ】の気を引き付けてくれ……

その間に俺とアイツ【ジョージ】とで奴【キマイラ】の

側面を攻撃する! 良いなぁ……」

 ガムルがそう言い、ジョージの方を振り返ったが

すでにジョージの姿は何処にもなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ