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ビビッとオンライン!  作者: 劉・小狼
第2章 ~仲間~
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 5

 ガムルは少し顔をにやつかせながら

 「俺達も先を急ごうか?……」

 仲間らと共に洞窟の奥へと進んでいった。

 今度の洞窟は今までの洞窟とは違っていた。

 洞窟の各所には侵入者を拒むかのように

さまざまなトラップ【罠】が多いうえに中が

複雑に入り組んでいた。

 ガムルらが門番のゴブリンらを倒し、

洞窟の奥へと進んでいる頃……


 洞窟の奥に悠然といるキマイラのもとに

突然、死人の森の洞窟内で優子らの前に現れた

彩がキマイラの前に現れた。

 「なんだ? お前は?……」

 キマイラは怖い顔をし、今にも突然現れた

彩に襲い掛かろうとしていた。

 彩は怪しげにキマイラに微笑みながら

 「あなたもここで終わりね……」

 というと

 「なんだと!……」

 キマイラは怒りを露わにし、彩に襲い掛かった。

 彩はまるで幽霊のようにキマイラの攻撃を

ひらりと交わすと

 「まあ。これを見なさい!……」

 死人の森の洞窟で奪った水晶玉をキマイラに見ると

その水晶玉には今、キマイラのもとに向かっている

ガムルらの姿だった。

 「なんだ? こいつらは?……」

 キマイラは水晶玉に映っているガムルらに

襲い掛かろうとしたが寸前の所で水晶玉に

映っていたガムルらの姿は消え去った。

 彩は水晶玉を懐の中に仕舞うと

 「力が欲しい?…… あげましょうか?……」

 というと懐の中から赤く光る石【水晶石】を

取り出し、キマイラに向かって、投げた。

 彩が投げた赤く光る石【水晶石】がキマイラの体に

触れるとゆっくりと赤く光る石【水晶石】は

解けるようにキマイラの体の中へと消えて去った。

 「ふふふ…… その力【パワー】で存分に

暴れなさい!……」

 不適に微笑んだ彩は再び、その姿をキマイラの前から

消し去った。

 その後、キマイラの眼は真っ赤に輝き、

ライオンのように洞窟全体に聴こえるほどの

大きな遠吠えを放った。


 複雑な通路やいくつかの部屋らしき所を通り、

危険な罠などを潜り抜けたガムルらは

やっと、キマイラがいる部屋らしき所の前に

やって来ていた。

 部屋らしき所に入る前から中にいるキマイラの殺気を

感じていた。

 ガムルは生つばを飲み込みながら

 「い、イクゾ!……」

 というと先陣を切って、キマイラが部屋らしき所の

中へと入っていった。

 ガムルらが部屋らしき所の中に入ると中央には

胴体の前半分が黒いライオン、後半分が黒山羊。

尻尾は蛇で背中から山羊の頭が生えている生き物が

鼻から荒々しい鼻息を吹かしながら、横たわっていた。

 キマイラの姿をみた一同は固まっていた。


 背丈くらいの棒をぐっと握り締めると

 「父の仇!……」

 タカエンはめのまえにいるキマイラに襲い掛かった。

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