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優子らと話している間も銀色のウルフは再び、身体を
ゆらりと揺らした。
「どうしたの?……」
優子が心配そうに銀色のウルフに声を掛けると
「何でもない!」
銀色のウルフは強気でそう言ったが銀色のウルフの
身体の一部は緑色に変色していた。
そんな銀色のウルフの姿を見たゾッポは
「そのウルフが言うようにそのタイガーらに気安く、
触れない方が良いですよ! 毒を持っていますから……
もしかしたら、毒だけじゃないかもしれませんから……」
と大声で叫んだ途端、銀色のウルフは力なく、
その場に倒れ込んだ。
目の前で倒れ込んだ銀色のウルフを見て、タイガーは
トドメを刺そうと銀色のウルフに襲い掛かろうとした。
だが、寸前の所でキィがしっぽで銀色のウルフに
襲い掛かろうとしているタイガーの顔を強烈に叩き、
注意を自分の方に向けさせた。
キィがタイガーに触れてしまったことに優子は思わず、
「キィ……」
大声で叫んだがキィは弱ってもおらず、体の変色も
何もなく、タイガーと対峙し、タイガーのことを
激しく威嚇していた。
『どうして?……』
優子がびっくりしていると優子が持っている
スマートフォンが薄っすらと緑色に変色していた。
キィが目の前のタイガーだけに気を取られていると
銀色のウルフが吹き飛ばしたもう一匹のタイガーが
怒りを爆発させ、キィに今にも襲い掛かろうとしていた。
『あぶない!』
銀色のウルフは最後の力を振り絞り、
キィに襲い掛かろうとしているタイガーに
再び、体当たりをし、吹き飛ばすと力尽き、
その場に倒れ込み、動かなくなった。
再び、仲間のタイガーが吹き飛ばされたことに
キィと対峙していた、もう一匹のタイガーは
怒りを爆発させ、キィに襲い掛かった。
だが、再び寸前の所でタイガーに数個の火の玉が
飛んできて、直撃した。
火の玉が直撃したタイガーは苦しそうに
もがき苦しみながら、燃え上がり、黒焦げになった。
自分の仲間が黒焦げにさせられたことに
銀色のウルフに吹き飛ばされた、もう一匹のタイガーは
怒りをMAXにさせ、キィに襲い掛かろうとした。
「あぶない!……」
寸前の所でガムルがそのタイガーを持っていた剣で
一刀両断に真っ二つにした。
タイガーらがすべて動かなくなったのを確認した
優子は
「う、ウルフちゃん……」
自分らを助けてくれた銀色のウルフのもとへと
駆け寄った。
いつものクールな銀色のウルフの声はなかった。
銀色のウルフは今にも事切れそうな瀕死の状態だった。
ゾッポも銀色のウルフの傍に来て、銀色のウルフの
様子を見ると
「これなら大丈夫!…… すぐに解毒魔法でよくなるよ!」
というと銀色のウルフに持っている杖を翳した。




