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044⚫️甘い飲み物
「ほら、飲みな。」
カナタはぶっきらぼうにカップをわたした。
ローニャはおずおずと受け取ると口をつける。
あまい・・・。未知の味に彼女の瞳が揺れる。
「どうだ。うまいだろ?ココアっていうんだぜ。」
カナタは隣に腰を降ろすと、遠くを見ながら自分のカップを取った。
「・・・なぜ、自由にしてくれるの・・・。おかしいよ。」
ローニャが問う。
「なぜって・・・他に何をしろって言うんだよ。」
「だって・・・山賊だよ。アジトを聞き出したら・・・聞き出せなかっても・・・すぐに首を刎ねるんでしょ・・・。」
「ふぅん。それが王国のやり方かあ。あいにく、ワレたちは海の向こうの公国のもんだ。こっちのやり方は知らん。」
ローニャの体から、少しだけ緊張が解ける。
ジンは’光の守護団’へ手紙を書いている。救済の要請である。




