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003⚫️一皿のスープから

「で、おふたりでわたしのところに押しかけたということですね。しかも、女の子を連れて。」

「まあ、ジン、そう言うなよ。お前の料理を食わしてやってくれ。このお嬢ちゃん、そのヘンの店のんじゃあ、元気、取り戻せそうにないからな。」

「ふう。アキラ、あなた、ナンパしたんじゃないでしょうね?未成年よ、この娘(こ)。」

「そんなこと、せん!あったりまえだ!うん・・・オレが誘われた、って感じなんだけどよ。」

「はい、そこまで。すぐ何か作るんで、リビングで待っててください。」


ジンが作った一皿目のスープ。

それをゆっくりと口に運んだ少女の目が生気を取り戻す。


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