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目論む

あれから数日後、私は今馬車にロゼリアと共に乗っていた。

「おねえたまと一緒なのは嬉しい」とロゼリアはニコニコ。

「私もロゼリアと一緒にお茶会なんて嬉しいわ」とロゼリアに微笑みながら返答する。

お母様は少し心配そうだが、二人が満足ならと言った複雑な表情をしていた。

私はお父様に懇願し、時にはすすり泣き(お父様には申し訳ないが嘘泣きだ)、ロゼリアと共に王子との顔合わせのお茶会参加を勝ち取ったのだ。

正直思ったよりあっさり勝ち取れてしまい拍子抜けだった気もするが…。


「おねえたま?」

「あっ、ごめんなさいね?少し考え事をしてしまったわ」

そうロゼリアに返答するとロゼリアの髪が乱れない程度に頭を撫でた。

私もだが非公式ながら王族主催のお茶会だ、ロゼリアは髪も含め綺麗に着飾っている。

紅色の髪には私とお揃いの金色の髪飾り。薄ピンク色のドレスはロゼリアには良く似合っていた。

ふと窓の外を見ると見馴れぬ豪華だが、堅固な門を馬車は通っていく。

馬車の車輪の音が軽やかになる。綺麗に舗装された道に入った音だ。

「到着しますよ、二人とも。本日の主役はロゼリアです。リアナは私と王妃様と見守りましょうね」

お母様が小さく私に釘を刺す。

もしかしたらお母様は私がこの婚約劇をぶち壊してやろうという思惑を感じ取っているのだろう。

しかし私はにこやかに「はい」とお母様に返答したが、引き下がる気はない。


-…絶対にぶち壊してやる。


心に闘志をみなぎらせた時、車輪の音と馬の蹄の音が止まった。

どうやら目的地に着いたようだった。

大分投稿の間隔が空いてしまいましたが、またちまちまと更新したいです。良ければお付き合いください。

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