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世界最強は時空魔法!  作者: ポポポンノポン
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35/42

聖女セシリア

今回は少し長いかもです。話区切るとかがなかった…


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「終わったー」


そう言って俺は倒れる。正直ここまでの戦闘は初めてなのでダメージなどは無いものの精神的に疲れてしまった。


「お疲れ様でした。レン様」


そう言ってリナがアイテムボックスから水を取り出し渡してくれる。俺はそれを一気に飲み干した。

ふぅ…さて、このあとどうしようか

聖女様が生きてるとなると俺の手にはおえないことだからなー仕方ない…陛下に相談するか


「リナその聖女様をこの屋敷のどこかの部屋に寝かしといてくれ。できればタオルとかで汚れを取っといてやって欲しい。それが終わったら聖女様達に関係ありそうなものを探しといてくれ。ハティも手伝ってやってくれ」


「わかりました」

「ウォン!」


「ハルカは一応聖女様用に服とかをいくつか勝ってきてやってくれ。その修道服もボロボロだしおそらく陛下に渡さないといけないからな。あとその後簡単な飯でも作っておいてくれ」


「わかったわ」


俺は皆にそう指示を出した


「俺は陛下に手紙を飛ばしてる間にサドラさんの屋敷に行って、今日は帰らないと伝えてくる」


俺のその言葉に皆頷いた


「じゃあ行こうか。あ、もし聖女様が目を覚ましたら軽く説明しといてやってくれ」


そう言って俺とハルカは屋敷を出た。そのまま俺は陛下に

《内密に話したい重要な話がある。可能な時間を教えてくれ》

と言う手紙を飛ばしてサドラさんの屋敷に向かう。街中なので瞬間移動も全力で走ることもできない。まぁ手紙が戻ってくるまで時間があるからゆっくり行くとしよう。


しばらく歩くとサドラさんの屋敷が見えてきた。門番も一度俺を見ているのでそのまま通してくれた。そしてダルメシアさんが屋敷から出てきた


「おかえりなさいませレン様。お一人でしょうか?」


「いや、サドラさんに今日はこの屋敷に帰らないと伝えにきたんだ。もしかしたらもうこの屋敷には帰らないかもしれないので」


俺はダルメシアさんにそう説明する


「左様でございますか。では私がご主人に伝えておきましょう。すいませんが理由をお聞きしても?」


「すいませんそれは…」


「話せない理由なのですね。これは失礼しました。では何かあれば是非またいらしてください」


「わかりました。ありがとうございます」


俺はダルメシアさんにお礼を言って屋敷を後にした。そしてちょうど陛下からの手紙が戻ってきた。俺の手に鳥が乗るとそれは手紙に戻った。手紙には

《今、人をどかした。今すぐ先ほどの部屋に来てくれ》

と書かれていたので、空間感知で誰も見ていないことを確認して王城の先ほどの部屋に飛んだ。その部屋には陛下と王妃様がいて、もう席に座っていた。


「来たか。重要な話があるそうだな。とにかくその席に座るといい」


陛下がそう言ったので俺は陛下の前の席に座った。


「それで重要な話というのは?」


そうマリア様が聞いてくる


「はい、実は・・・」


そして俺は今日屋敷であったこと、聖女が生きていたこと、キング・レイスを討伐したことを話した。その話を聞いた2人は驚いているようだが終始無言だった。


「・・・ということなんです。それで俺だけでは判断できないと思って相談しに来たんです」


「確かにな…まさかあの聖女様が生きていらしたとはな。だが…これはこれで少し問題だな」


陛下は少し困ったような顔をした


「問題ですか?」


「そうだ。先ほども話したようにこの聖女様の出来事で聖教国とは戦争になりかけているのだ…そしてここで聖女様が生きていると発覚すると国際関係がまた危なくなる恐れがあるのだ…」


なるほど、確かにこの国に聖女様がいることがわかったら問題になってしまう。そして今度は本当に戦争が起こってしまう可能性があるわけだ


「レンさんお願いがあるのだけど…」


マリア様俺にそういう。正直嫌な予感しかしないが…


「はい、何でしょうか?」


「その聖女…セシリアをあなたのパーティーに入れることはできない?」


マリア様がとんでもないことを言って来た


「私のパーティーですか?それはなぜ?」


「実はあなた達のことは少し調べされてもらったわ。先ほどの貴方の話を聞く限り貴方のパーティメンバーは皆かなり…いや、この国でも敵う相手がいないほどの実力者だわ。でもハルカさんは分からなかったけど、貴方の奴隷のリナさんは正直そのほどの実力ではなかった…でも今ではこの国でも最強レベル、それは あなたかハルカさんのユニークスキルなのではなくて?もしそうならあなたといれば彼女は強くなる可能性がある。そして冒険者で有名になれば聖教国も下手に手を出せなくなるわ」


俺はマリア様の考えがそこまであったっていることにとても驚いた。さすがは陛下を支える王妃様というわけか…


「そーですね。スキルのことなので詳しくは説明しませんが私たちと一緒にいると彼女はとても強くなります。そして有名になるでしょう…でも、それを決めるのは彼女ですので」


「そう……わかったわ。では彼女が目を覚ましたら聞いて見ていただけるかしら」


マリア様がそうお願いしたので俺は「わかりました」と頷いておいた。


『マスター私からもお願いです。彼女…セシリアをマスターのパーティーに加えていただけませんか?』


アイが俺にそうお願いして来た。


『アイどうしたんだ?彼女のことも知っているようだったし…なにかあるのか?まぁどのみち俺のパーティに入るとしてもハルカの力がないと無理なんだ。俺だけの考えじゃ無理だよ」


『そうですか…失礼しましたマスター…』


ふむ…アイはなぜ聖女様のことを知っているのだろうか…


「ではレンよ。明日の朝10時また王城に来てくれ。その時に聖女様の答えを聞くとしよう。忘れずに依頼した聖教国に関係するものを持って来てくれ。ああ、とりあえずはあの屋敷はお前達にやろう。自由に使ってくれ。あと、報酬はなにがいい?」


陛下が明日の予定を伝え、そう聞いて来た…てか、あの屋敷くれるのかよ!日本にいた時じゃあ考えられないことだな


「そーですね、とりあえずは報酬金と…Bランク級以上の魔石100個ほどでどうですか?」


俺は駄目元でそう聞いてみる


「何だ、それだけでいいのか?わかった!では明日用意しておこう」

どうやら大丈夫なようだ。流石は王家!お金持ちだな…

そうして俺は陛下と王妃様に帰ることを伝え、屋敷に瞬間移動した。聖女様が寝ているであろう部屋に入るとハルカもリナもいた。そして聖女様も目を覚ましていたようでベットに座っていた。そして俺は聖女様と目があると彼女は顔を真っ赤にして下を向いてしまった。一体どうしたのだろうか?


「おかえり、レンくんどうだった?」


「ただいま。大体のことは話して来たよ。明日また来てくれって言われたけど。そーいえば…目が覚めたみたいだね」


俺はそう言って聖女様の方をみた。


「初めまして。私はセシリアと言います。この度は助けていただいてありがとうございました。」


そう言って彼女…セシリアは挨拶をして来た


「このパーティのリーダーをやっているレンだ。よろしく。起きてからハルカ達に話を聞いていたんだろ?どの辺まで理解している?」


「はい…私があの魔物にやられてから20年が経っているというのは聞きました。そしてあなた方があの魔物を討伐したというのも…すいません、私これからどうなるのでしょうか?」


どうやら大体のことは聞いているらしいな。やはり聖女だったからか自分がどのような立場にいるというのも理解しているようだ。


そして俺は陛下達と話した内容・・・聖女様が生きていたとバレると戦争になる可能性がある事…王妃様からセシリアを俺のパーティーに加えることはできないかという事を話した。


「そうですか…やはり私は生きていなかった方が良かったんですね…私が生きているだけでこの国の人も聖教国の人もたくさん死んでしまう…私はそのようなことが起きてしまうなら生きたくないです…」


とセシリアは泣きながらそう呟いた。俺は彼女の言葉を聞いて彼女をパーティーに入れよう決めた。彼女は自分の死よりも、人々の死を恐れたのだ…彼女は本当にいい人なんだろう。俺はそんな彼女の手を取り目線を合わせた


「大丈夫だセシリア、君が死ぬ必要なんてない。俺たちと一緒に冒険しよう。髪型や髪色は変えてもらわないといけないけど20年も経っているんだ、君が死んだ聖女だなんて疑う奴なんていないさ。俺たちのパーティーに入れば君はとてつもない力を得ることができる。聖魔法の力も格段に上がるさ。そしたら多くの人を救うことができるんだよ」


俺はそう彼女を説得する


「本当ですか…?私は生きていていいんですか?」


セシリアは泣きながら俺にそう聞いてくる


「あぁ」


俺はそう言って頷いた


「ありがとうございます…私…精一杯頑張ります…」


そして彼女は号泣してしまった。それもそうだろう。キング・レイスに殺されたと思っていて、目が覚めると実は生きていた。しかし生きていると今度は自分のせいで戦争になる恐れがある…そうなれば誰でも恐怖するもんさ

そして俺は泣いている彼女の肩に手を置いた


「だがなセシリア。君が俺たちのパーティーに入るにはハルカ達に認めてもらわないといけない。まず最初の君が頑張る時だ」


俺はそう言って部屋を出て行こうとする。その途中にハルカの肩に手を置いて


「頼んだよ」


と言った


『ハルカ様、私からもお願いします』


そうアイもお願いする


「はぁ…そんこと言われたら了解しないわけにはいかないじゃない…とりあえず彼女と話してみるわ」


とハルカがそう言う


「わかった。おいハティ行くぞ」


俺はハティを呼んで部屋を出ようとするが、ハティはプイッと顔を横に向けた。どうやら出る気は無いらしい…仕方がないので俺は1人で部屋を出た


10分ほど経って、ハルカに部屋に入っていいと言われたので部屋に入った。するとセシリアは立っていて俺を見て頭を下げた


「無事ハルカさん達に認めてもらいました。レンさん達のすごい力も聞かせていただきました。私が皆さんの役に立てるかはわかりませんが、精一杯頑張ります。どうかこれからもよろしくお願いします」


そうか…無事認めてもらったようだな。よかったよかった…


「あぁ、これからもよろしくな」


そう言って俺はセシリアに手を出し、それに気づいたセシリアは俺の手を握り握手をした。


「そーいえば前も聞いたんだけど、認めるって何を認めるんだ?」


「「「内緒です」」」


そう3人はぴったりとハモって答えた。本当になんなんだろうか…


「じゃあ、セシリアちゃんとスキル共有しましょうか」


「はい、お願いします」


セシリアがそう答える。ハルカがセシリアに触れるとセシリアとハルカが光り出した。そして光がだんだんと収まっていく。どうやら終わったようだな


「すごい…なんだか力が溢れてくるようです。これがレンさん達のユニークスキルの力ですか…」


セシリアが自分の変化に驚いているとハルカが


「じゃあセシリアちゃん これ!」


そう言ってハルカはスカーフを取り出した


「私たちのパーティーは仲間の証でこれをつけるの」


「わぁ〜ありがとうございます」


セシリアは目をキラキラさせながらそう言ってスカーフを首につけた。


「ハルカなんでスカーフを用意してたんだ?」


「だってレンくんのことだもん。絶対これから増えるって予想してたし」


がはっ!胸が痛い…信用されてなかったんだな俺って…まぁ実際そうなってるから何も言えないな…


「そうか…ま、まぁこれからよろしくなセシリア」

「「よろしくね(お願いします)」

「ウォン!」


「はい!お願いします」


そうセシリアは笑顔で答えた。そして


『久しぶりですねセシリア。これからもよろしくお願いしますね』


そうアイが挨拶をする。するとセシリアの顔がだんだんと驚愕に染まっていく…


「そ、その声はア、アウラ様⁉︎」


「「「アウラ様⁉︎」」」


そう 俺たちの驚いた声が屋敷に響いた・・・


はい、皆さんもお気づきになっていたかと思いますがアイは女神アウラでした。その理由は次回で!




これで回復役(ヒーラー)がパーティに入った…あとは…なんだ?


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