「聖地巡礼・観光ガイド」
『広島あやかし処方箋』に登場した物語の舞台へ本当に旅ができる、公式「聖地巡礼・観光ガイド」をまとめました。
作中の美しいロケーションを肌で感じ、美味しい名物を味わいながら、あやかし達の気配を探す旅の参考にしてください。広大な広島県を効率よく巡るため、「エリア別」に3つのルートに分けてご紹介します。
ルート1:安芸・瀬戸内エリア(海のあやかしを巡る旅)
宮島から呉、尾道、鞆の浦へと続く、穏やかな瀬戸内海と島々を巡るロマンチックなルートです。
【宮島・厳島神社】(第二話:しゃもじぃ)
聖地スポット:夕暮れから夜にかけての厳島神社の回廊裏、および世界遺産弥山の原生林。
旅のヒント:干潮の時間を調べておくと、作中と同じように大鳥居のふもとの神聖な砂浜(お砂返しの舞台)を歩くことができます。
おすすめ名物:焼きたての「もみじ饅頭」や「焼き牡蠣」、縁起物の「宮島杓子」。
【呉市御手洗(大崎下島)】(第六話:おちょろ丸)
聖地スポット:江戸時代の港湾都市の姿を残す御手洗町並み保存地区の古い波止場。
旅のヒント:とびしま海道のドライブや、尾道・竹原からの高速船アクセスが便利です。「潮待ちの港」ののどかな時間が流れています。
おすすめ名物:大長みかんを使ったフレッシュな「みかんジュース」。
【尾道・千光寺山】(第十六話:墨丸)
聖地スポット:千光寺公園へと続く迷路のような坂道と「猫の細道」。
旅のヒント:夜の尾道水道の夜景は息を呑む美しさです。作中のように夜の坂道を歩く際は足元に気をつけて。
おすすめ名物:背脂のコクが美味しい「尾道ラーメン」や「レモンケーキ」。
【福山市・鞆の浦】(第八話:波音)
聖地スポット:江戸時代から港を見守る常夜燈と、海へと続く階段状の船着場「雁木」。
旅のヒント:5月には実際に伝統行事である「鞆の浦鯛網」が開催され、観光船から漁を間近で見学できます。
おすすめ名物:名産の「鯛茶漬け」や、漢方薬酒の「保命酒」。
【竹原市・大久野島】(第十五話:シロ)
聖地スポット:忠海港からフェリーで渡る大久野島(うさぎの島)の全域。
旅のヒント:シロのような精霊に出会えるかもしれません。島内でのうさぎへのルール(追いかけない、お菓子を与えないなど)を守って癒やされてください。
おすすめ名物:竹原の町並み保存地区で味わう「たけはら焼き(お好み焼き)」。
【因島・地蔵鼻】(第十三話:黒御影)
聖地スポット:因島南端の海岸にある、満潮時には海に浸かる地蔵鼻。
旅のヒント:近くの因島水軍城へ立ち寄ると、村上海賊の歴史や貴重な資料を学べ、より物語の世界観に浸れます。
おすすめ名物:大きなはっさくがゴロッと入った「はっさく大福」。
ルート2 湯烟と街の風:広島・都市近郊エリア(日常のあやかしを巡る旅)
広島駅からすぐの路地裏や、少し足を伸ばした隠れ家温泉を巡る、アクセスの良いルートです。
【広島駅裏・二葉の里】(第七話:河太郎)
聖地スポット:二葉の里 歴史の散歩道(明星院や鶴羽根神社周辺の裏路地)。
旅のヒント:広島駅北口から徒歩すぐです。新幹線の待ち時間などに、静かな歴史の小道を散策できます。
おすすめ名物:カッパの大好物であるきゅうりをつまみに、駅前で楽しむ「広島お好み焼き」。
【広島市中区・江波山気象館】(第九話:颯太)
聖地スポット:広島市江波山気象館(日本初のお天気の博物館)の屋上展望台。
旅のヒント:昭和9年に建てられた美しい被爆建物で、窓ガラスに当時の爆風でついた傷などが見学できます。
おすすめ名物:江波地区の名物である、濃厚な「江波ラーメン(醤油豚骨)」。
【広島市佐伯区・湯来町】(第一話:雲坊)
聖地スポット:広島電鉄・五日市駅からバスで向かう、広電バスの終点「湯来温泉」手前にある「雲出」バス停。
旅のヒント:実在するノスタルジックなバス停です。山から湧き立つ雲を眺めた後は、湯来温泉の「源泉かけ流し」で体を温めてください。
おすすめ名物:清流で育った「蒟蒻の刺身」や「ヤマメの塩焼き」。
【廿日市市大野・妹背の滝】(第十二話:夫婦龍)
聖地スポット:大頭神社の境内奥にある、雄滝と雌滝の二つの滝。
旅のヒント:雄滝は落差30メートルあり、間近で激しい水しぶき(マイナスイオン)を浴びることができます。
おすすめ名物:廿日市名物の新鮮な「あなごめし」。
ルート3 森と霧の神秘:備北・中国山地エリア(山のあやかしを巡る旅)
大自然のエネルギーに満ちあふれた、神話や伝承が息づく深山幽谷を巡るドライブに最適なルートです。
【庄原市・神石高原町:帝釈峡】(第三話:おんさん)
聖地スポット:国の名勝である帝釈峡のシンボル、巨大な天然石橋「雄橋」。
旅のヒント:新緑(5〜6月)や紅葉(11月)の時期は息を呑む絶景です。おんさんのような岩肌と美しい苔の絨毯が広がっています。
おすすめ名物:帝釈峡名物の「神龍湖のワカサギ料理」や「比婆牛のステーキ」。
【庄原市西城町・比婆山】(第十四話:ヒバゴン)
聖地スポット:比婆山連峰のブナの原生林、および西城町内のヒバゴンロード。
旅のヒント:1970年代に目撃騒動があった場所です。山に入る際は本格的なトレッキングの準備を。西城町内には可愛いヒバゴンの像や看板がたくさんあります。
おすすめ名物:お土産にぴったりの「ヒバゴンたまご(お菓子)」や地元の銘柄米。
【三次市・高谷山】(第四話:送り狼)
聖地スポット:高谷山展望台。
旅のヒント:秋から早朝にかけての「霧の海」の見頃は、日の出前から午前8時頃まで。冷え込みが厳しく風のない晴れた朝が狙い目です。
おすすめ名物:三次のワイナリーで造られる「三次ワイン」や「ピオーネ(ぶどう)」。
【世羅町・修禅寺】(第五話:わらじろう)
聖地スポット:足腰の神様として知られる修禅寺の本堂。
旅のヒント:境内には、作中通り長さ1メートルを超える巨大な大わらじが奉納されており、誰でも参拝できます。
おすすめ名物:世羅高原の恵みを受けた「世羅みのり牛」や「梨・ぶどう」などのフルーツ。
【東広島市・西条酒蔵通り】(第十話:八兵衛)
聖地スポット:JR西条駅の南側に広がる西条酒蔵通り。
旅のヒント:7つの酒蔵が密集しており、なまこ壁の路地を歩くだけでお酒のいい香りが漂います。仕込み水の試飲もできます。
おすすめ名物:蔵人がまかないとして食べていた、東広島の郷土料理「美酒鍋」。
【北広島町大朝・テングシデの森】(第十一話:葉月)
聖地スポット:田原地区に自生するテングシデ群落。
旅のヒント:世界でここにしかいない、幹がクネクネと曲がった約100本のテングシデが奇妙で美しい世界を作っています。
おすすめ名物:北広島の澄んだ水で作られた「手打ちそば」や、郷土芸能「美土里神楽」の鑑賞。
三原市【木原神社(連門妙見宮)】(第十話:八兵衛)
聖地スポット:三原市木原にある、瀬戸内海を見下ろす高台に佇む木原神社。
旅のヒント:境内には、タコが描かれたユニークな「オクトパス(置くとパス)」の絵馬やお守りがたくさんあり、就職や受験のパワースポットになっています。
おすすめ名物:三原名物の絶品「タコ天」や「タコ飯」。
作中のあらすじと、この観光ガイドをスマートフォンに詰め込んで旅に出れば、あなただけの特別な『広島あやかし処方箋』の旅が始まります。




