表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

78/86

第78話:リナの新たな力

特別授業から2日後。



王都を観光していた。



「ケント、あれ見て」


リナが指さした。



大きな噴水がある。



「綺麗だね」



その時――



噴水の水が、突然凍り始めた。



「――!」



「リナ!?」



「え……私……」



リナの体から、青白い光が溢れている。



「また、力が……」



噴水だけでなく――


周囲の水たまりも、全て凍っていく。



「リナ、落ち着いて」



「でも……制御できない……」



「大丈夫。深呼吸して」



リナが、深呼吸する。



だんだん、光が弱まっていく。



「……」



やがて、光が消えた。



「ふう……」



「大丈夫か?」



「うん……でも……」


リナは、自分の手を見た。



「力が、また強くなってる」



「竜の力が……進化してる」



その時――


一人の男性が近づいてきた。



「リナエル姫」



見ると――ドラグだった。



「ドラグ!」



「姫の力の変化を感じて、参りました」



「私の力……どうなってるの?」



「姫の氷竜の力は、第二段階に進化しています」


ドラグが説明した。



「第二段階……」



「はい。このままでは、また暴走するかもしれません」



「そんな……」



「でも、方法があります」


ドラグは続けた。



「姫が、力を完全に制御する方法が」



「どうすればいいの?」



「竜国に、『氷の神殿』があります」



「そこで、修行をすれば」


「力を完全に制御できるようになります」



「……」



「行く必要があるのか?」


俺が聞いた。



「はい」


ドラグは頷いた。



「できれば、早い方がいい」



「分かった」


リナが決意した。



「行くわ」



「竜国に」


---


**その夜。**



宿で、みんなと相談した。



「リナが、竜国に行くことになった」



「どれくらいかかるんですか?」


ユウが聞いた。



「修行は、1ヶ月です」


ドラグが答えた。



「1ヶ月か……」



「私も、ついて行きます」


俺は言った。



「え?」



「リナ一人じゃ、心配だ」



「でも、ケント……店は……」


リナが心配そうに言った。



「大丈夫」


ソラが言った。



「俺とエマで、何とかします」



「本当か?」



「はい。師匠がいない間、俺たちが店を守ります」



「僕も手伝います」


ユウも言った。



「私も」


セシリアさんも。



「みんな……」



「ケント、行ってあげて」


レオンさんが言った。



「リナには、お前が必要だ」



「……分かりました」



「ありがとう、みんな」


リナが、涙を流した。



「じゃあ、決まりだな」


レイナさんが言った。


ーー第79話に続く



「ケントとリナは、竜国へ」



「他のみんなは、村で店を守る」



「はい」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ