表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生悪役令嬢はお茶漬けが食べたい【長編版】  作者: 藍銅 紅@『お姉様はずるい』コミカライズ連載中


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
35/57

第35話 ナイジェル様の故郷です! 梅だああああああ!

後日、大量に作り直したシソふりかけ。

それを麦飯にふりかけて、麦茶を投入したお茶漬けを、家族の皆だけではなく、魔法使いの皆様、使用人のみんなにも食してもらって……。


十倍の数を注文したはずのボーラス・リーベルは、あっという間に消化され……。我がラインシュ侯爵家の定期購入物となりました……。


料理人の皆さんも気に入って、嬉々として作っているわシソふりかけ……。塩気が美味しいとかで、チーズにふりかけて食べている人もいるくらい。

お兄様たちも、酒のつまみになるって……。


これは……、きちんと梅干し用に取り分けておいてもらわないと、いざ使うときにボーラス・リーベルがなくなってしまうかもしれない……。


とりあえず「ボーラス・リーベル二十枚、アンズーを漬け終えた後に使います! 取っておくように!」と書いたメモを調理場の壁に貼っておいた。

……こ、これで大丈夫……。多分……。いや……取り分けて置いて、保冷庫に隠しておいた方が……。隠してもなくなったり……。


ま、また買えばいいかと言える侯爵家の財力にバンザイ三唱……。


あ、簡易トイレ事業が好調過ぎて……、我が家には金貨の山がザックザックとしているんですよ……。独占企業状態の上に、王族や高位貴族向けに、豪奢な簡易トイレも売り出したから……。売り上げが右肩上がりだそうで……怖い。


しかも、独立する気満々なお父様は、来年の税金を国に納める気はないらしい……。簡易トイレの開発費が莫大なため、今期の我が家は赤字ですって、しらっと二重帳簿も作っているらしいし……。怖いわ……。


わ、わたしは何にも知りませーん! 見てないし、聞いてないからねー!


……ということで、前振りはこのあたりにしまして。シソを確保したので、今度は梅です。

わたしは梅の里……ではなく、アンズーが取れるナイジェル様の故郷へと向かうことになりました。


そろそろ梅の実もなる季節。アンズーもきっと頃よし!


行くぞ! おーっ!


元々アンズーのお酒を作っているだけあって、まさにアンズーの里! なんて、看板を出したくなるくらいにアンズーの木がいっぱい植えられているんだそうです。


わくわくです!


もちろん移動手段はペガサスなので、ナイジェル様の故郷まであっという間に到着!

ラインシュ領は国の北側に位置し、ナイジェル様の故郷は国の東側だと言うのに。


これはあれね、北海道から東京に飛行機で飛ぶのと似ているかもしれないわね。うむ、よし!


そして……。


「うわぁ……。アレ、梅の木ですか⁉」

「いえ、アンズーの木です」

「でも、梅の木と似てますね」

「もう散りましたが花も似ていますかね。梅の花よりもすこし花弁は大きくて、花弁も反り返っている感じですが」

「向こうの世界では、アプリコットも梅も、どちらもバラ科サクラ属の落葉小高木ですから、こちらの世界のアンズーも似ていて当然なのかしら」


向こうの世界と異世界で、植生が同じではないまでも似ているのは僥倖! アンズーはきっと素敵な梅干しになる!


梅干しを作ったら、まずは梅茶漬け!

そして……、来年になるけど、アンズーの花見をしながら、梅のおにぎりもいいなーなんて。


ふふふ……。口の端からヨダレが垂れそう……。うふふふふ……。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ