ありがた迷惑新世界
屋敷を去った後重い足を引きずりながら2人に合流するため大通りを歩いていた。
人の噂は早く、すでにあの屋敷の旦那が人に迷惑をかけないように死を選んだ英雄であると……
反対に彼の妻は彼の死に狂い、会いたいがために身勝手な死を選んだ愚か者だと言う噂が流れていた。
真実は違うことを疑いもせずただの娯楽として消費していた。
「ほぉーい!んん!」「だいふぉふん?」っと口に名物の骨付き肉にパンや芋、野菜を刺してだすグラを食べながらこちらに歩いてきた。謎の筋骨隆々な大男と共に。
「よお!にいちゃん!俺はローブル、戦士だ!よろしく!」っと右手を差し出してくる。「よろしくレリーだ。」っと出された手と握手を交わす。「次は………………」「あそこも気にならない?」黙れよお前ら。
話が通じるっと瞬時に理解した男はこの国を案内してくれるらしく共に行動することとなった。
歩き出してしばらく問題児二人に手を焼いていると前の方で人だかりができていた。
「やあやあ皆さん!今日紹介する世界は〜【ダンジョン】と呼ばれる建物がある世界〜!」「この世界は不思議な生命が〜冒険者と呼ばれる人々が〜不思議な建物に入って〜殺しあうんだって!」「なぜかって〜?…そ〜れ〜は〜………………………………………………………」っと突然現れた幼い少年が自身の周りを浮遊しているキューブの一つを手に取りわけわからないことを喋っていた。聞き手の雰囲気が熱気に染まってきた頃突然「いってみたいよね〜!だったら〜招待してあげる!」といい急にあたりが光り、気づけば岩の壁に囲まれている部屋に飛ばされていた。
ざっと四十人ほどが飛ばされた部屋の真ん中に大きな板が出現し
「皆さ〜ん!ここは〜僕が作った擬似世界です〜!今から〜化け物をた〜っくさん!出すから〜36時間生き残ってもらいま〜す!」
っと楽しそうに話す少年を映している。「ふざけるな!」「出せ!」っと多くの怒号が飛び交うが、
「えー!どおしてそんな酷いこと言うの?うーん…………わかった!楽しいのが足りなかったよね!」
「じゃあどこかの世界の〜遊園地っていうところを再現しよっか!」というとまた当たり一面が光り、よくわからないカラフルな場所に飛ばされた。「ではでは〜ハッピーゲームの始まりだ〜!」っという声が聞こえてくると急に淡い光がところかしこに集まり、化け物が作り出され襲ってくる。
「はっはっはっはっは!!!」「どんなに数がいようとも!どんなに強い毒でも!耐えたら意味がない!俺様超賢い!」「ウォォォォ!!!!」と叫びながら化け物の群衆に飛び込んでいくローブルを筆頭に各々が戦いに身を投じていく。
『ドゴッン』『キィーーーーン』『バコーン』メルヘンな空間に似合わない音を出しながら僕たちは一番目立っている飛び出しているレールの執着地点に向かった。「ようこそ♪こちらはジェットコースターにございます。こちらの乗り物に乗ってゆっくり登ったり、急に降ったり、一回転したり、逆さになったり……フフ……楽しいアトラクションですよ♪」「ではでは〜三名様ごあんな〜い♪」っと少し人に似ている化け物が勝手に喋り終わると急に光に包まれ目を開けると乗っていた。「いってらっしゃーい♪」




