子供患者との交流
朝の病棟は、まだ静けさが残っている。結衣は茶髪を揺らしながら、元気な声で小児病棟に入った。
「おはよーございまーす♡今日も元気にいこーね!」
ベッドの上には、まだ眠そうな小学2年生の男の子、悠真がいる。昨日まで不安で泣きがちだった彼も、結衣の登場で少し表情が緩む。
「おはよ、結衣お姉さん」
「おはよ♡よく眠れたかな?」
結衣はバッグから小さなぬいぐるみと絵本を取り出した。
「ほら、これで一緒に朝の時間を楽しもう♡」
悠真は少し照れながらも、ぬいぐるみを抱えて結衣の膝に座った。
朝の診察が始まるまでの時間、結衣は悠真に絵本を読み聞かせたり、一緒にお絵描きしたりして過ごす。
「うわ〜、悠真、絵が上手だね♡」
「ほんと?結衣お姉さんも描いて♡」
結衣は笑いながら、自分の絵も描き始める。
診察が始まると、結衣は手早く体温やバイタルを測定しながらも、悠真の不安を和らげる言葉をかけ続ける。
「大丈夫だよ♡お姉さんがついてるからね」
その優しい声に、悠真は次第にリラックスし、診察もスムーズに進んだ。
昼食の時間、結衣は悠真の食事の補助も行った。少し偏食気味だったが、好きなキャラクターの盛り付けで食欲を引き出す。
「ほら、にっこり食べよう♡」
悠真は少しずつ口を開け、楽しそうに食事を摂り始めた。結衣の明るさと工夫が、患者の心と体を支えている瞬間だった。
午後には、他の小児患者とも触れ合いながら、院内での小さなイベントを開催。塗り絵や折り紙で遊ぶ中、結衣は子供たち一人ひとりに声をかけ、楽しませる。
「みんな上手〜♡ギャルナースも負けてられないな!」
子供たちの笑顔が、病棟の空気を一気に明るくした。
夕方、悠真が眠る時間になると、結衣はそっと枕元で声をかける。
「おやすみ♡明日も一緒にがんばろうね」
悠真は安心した表情で眠りについた。
結衣はその背中を見守りながら、ふと思った。
「ふふ〜♡ギャルでも患者さんの心を癒せるって、最高だよね♡」
こうして、結衣はギャルな見た目と明るさを活かしながら、子供患者の心を和ませ、信頼を築くことに成功した。患者との交流を通して、ナースとしての自信も一層深まっていく。




