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ギャルナースで、あげ〜⤴︎︎⤴︎︎  作者: 櫻木サヱ
患者とのハートフル日常

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10/11

患者との思い出が結衣を成長させる

午後の病棟は柔らかい光に包まれていた。結衣は茶髪を揺らしながら、今日も元気に巡回をしている。子供患者も高齢者患者も、結衣を見ると自然と笑顔になる。派手な見た目に惑わされない、温かい存在感を放っていた。


「結衣お姉さん、これ見て!」

小学3年生の悠真が、塗り絵を持って駆け寄る。昨日の夜勤で仲良くなった子だ。

「わぁ♡すごい上手!お姉さんも描いてみるね♡」

結衣は悠真と並んで塗り絵を始める。互いに色を選びながら、自然と笑い声が病棟に響いた。


その後、久美子さんのベッドを訪れる。今日は少し体調が優れないらしく、ベッドの上で静かに座っていた。結衣は優しく声をかける。

「久美子さん、今日はどうですか?」

「ちょっと疲れたわね…でも結衣さんが来てくれたから嬉しい」

結衣はにっこり笑い、手を握って寄り添う。

「ふふ♡お姉さんがいるから大丈夫だよ♡」


昼休み、結衣は病棟のスタッフと談笑しながら、自分が関わった患者の話を振り返る。

「今日は子供も高齢者も、笑顔が見られたな〜♡」

「結衣さん、やっぱり患者さんに好かれるね」

佐藤も微笑む。結衣はギャルのノリで話しながらも、患者一人ひとりを観察し、心に寄り添う自分の成長を感じていた。


午後、院内で小さなイベントが開かれた。子供たちは折り紙やお絵描き、高齢者は昔話や歌を楽しむ。結衣はどちらの場にも顔を出し、声をかけ、笑顔を引き出す。

「みんな上手だね〜♡ギャルナースも負けてられないな!」

子供たちは手を伸ばして作品を見せ、高齢者は楽しそうに笑う。結衣はその光景を見て、胸が温かくなる。


夕方、悠真が体調を崩し、少し不安そうにしていた。結衣はすぐに駆け寄り、落ち着かせる。

「大丈夫♡お姉さんがついてるからね」

患者の心を和ませる声かけと手際の良さは、昨日の夜勤での経験が活かされていた。悠真は次第に笑顔を取り戻し、安心してベッドに座った。


夜になり、病棟が静まり返る中、結衣は窓の外を見つめる。今日一日を振り返り、胸に少しの達成感と満足感が芽生えた。

「ふふ〜♡患者さんの笑顔って、やっぱり最高だね♡」

子供や高齢者、さまざまな患者と接することで、結衣はナースとしてだけでなく、人としても少し成長したことを実感していた。


夜勤明け、結衣はナースステーションで高木先輩に報告する。

「結衣さん、今日も患者さんとの関わり方がすごく良かったわ」

「ありがとうございます♡ギャルナースでも、患者さんの心に寄り添えるって証明できました〜!」

高木先輩は微笑みながら頷き、結衣の成長を認める。


こうして、結衣は患者との日常や交流を通じて、多くのことを学び、ナースとしての自信を深めた。派手なギャル姿でも、温かさと行動力で患者の心を癒し、病棟全体を明るくする存在として、結衣の存在感はますます増していくのだった。

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