表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ギャルナースで、あげ〜⤴︎︎⤴︎︎  作者: 櫻木サヱ
新人研修と業務の壁

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/11

新人研修での洗礼

朝の病棟は緊張感に包まれていた。今日から新人研修が始まる。結衣は茶髪を揺らしながら、元気にナースステーションへ向かう。

「おはよ〜♡今日もあげ〜⤴︎︎⤴︎︎で頑張るぞ!」


しかし、先輩ナースの高木や研修担当の橘医師は、結衣の明るいノリに少し呆れた表情を見せる。

「結衣さん…ギャルなのはわかったけど、今日は真剣にやるのよ」

「了解です♡もちろん真剣に、でもテンションもMAXです♡」


研修は、手技の確認やカルテ記入、報告連絡相談の練習が中心。結衣は派手な見た目のせいで、最初は同期や先輩から小さな反発を受ける。

「…結衣、見た目は派手でも手順は守ってね」

結衣は深呼吸し、落ち着いて手技の手順を確認する。


しかし、最初の演習で小さなミスをしてしまう。点滴の滴下速度を計算ミスしてしまい、橘医師から指摘される。

「結衣さん、落ち着いて計算してから設定しましょう」

「は、はい…すみません♡」

結衣は赤面しながらも、すぐに計算をやり直し、正しい設定を行う。


午後には、同期とのチーム演習。シミュレーション患者への対応で、連携の重要性を痛感する。結衣は明るく声を出し、状況判断も的確だが、報告の順序や手順を先輩に指摘され、少し落ち込む場面もあった。

「ふふ…あげ〜⤴︎︎⤴︎︎、テンションだけじゃ通用しないね…でも頑張る♡」

結衣は内心で反省しつつ、学ぶ姿勢を見せる。


夕方、研修が終わる頃には、結衣は少しずつ同期や先輩の期待に応える動きができるようになった。

「結衣さん、最初より落ち着いて動けてるわね」

高木先輩が微笑む。

「えへへ♡ギャルナースでも、ちゃんと学べばやれるんだよ〜!」


夜、休憩室で佐藤と二人きりになった結衣は、今日の研修を振り返る。

「今日の研修、めっちゃ緊張したけど…学ぶこと多すぎて、逆にテンション上がったかも♡」

佐藤は少し笑いながら頷く。

「まあ、あんたらしい成長の仕方だな…ギャルでいても、着実に力をつけてる」


こうして、結衣は新人研修での洗礼を受け、手技や連携の重要性を学んだ。派手ギャルのままでは突破できない壁もあることを痛感しながら、結衣は少しずつナースとして成長していくのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ