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アルカナの戦慄  作者: 三古谷
第六章 『party!』
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燃え尽きた紙切れ

前略、親愛なる貴方へ


これは手紙ではなく…そうですね。

日記のようなものです。

記録のような。

けれどこの文一つ一つに責任を持ちたいので、敢えて、貴方の名を刻みます。

まあ…、さすがに名前は書けませんが。

もしかしたら、貴方に届くのかもしれない…。

そう望み、そう畏れ、僕は書きます。


その日、とうとう貴方は死んでしまいました。

ええ。

解りきっていたこと。

解りきっていた日のこと。

解りきっていた状況です。


皆さんにとっては正に青天の霹靂。

阿鼻叫喚?

…少し違いますね、訂正します。

だけど…、皆さん、それほどまでに悲しんでらっしゃるのは事実です。

僕でさえ、悲しい ですから…。

貴方は解ってくれますよね?

解っていた ずの彼女も、心から悲しんでいます。

それはそうです。

貴 が死んだのは、紛れもな 事実ですから。


ええ。本当に。変えよ のない…事実。

人によって捉え方の違う真実とは、根 的に在り方の異なる事実。

まあ、辞書にそんな は載って いと思いますけどね?


けれど 葉とは不思議なものです。

正しいとされる文字よ も、貴方が何度も口に た“言葉”の方が残るの  から…。

皮肉なものですね。

世界は 方を殺したのに、世界に貴方の言葉は残る。


身勝手です。


 も、アイ も、彼女も、僕 、貴方も。

本当に、身勝 ですよ。

振り回 れる此方の  もなって欲しい…。

  い。

悲  んです…。

そして  い。

どうしよ  なく。

訳も く。

ただ、貴方が  に殺さ たことが、どう   もなく。


それで 、 れでも、僕は、きっ 貴方と 約束を、盟約を果 します。

例えも こ 世界 貴方が居 いとし も。

この 界に僕の居 所なんて、帰  所な  、ないんだ  ても。


  でも、それ も、 は

それを誰かが目にすることなんて有る筈も、それを許す筈もないけど。

それでも、誰かに解って欲しい気がして、今あるこの気持ちを忘れたくなくて…、危険と分かっていても…書かずには居られなかったんです。

そして今日も、僕はもう見なくなった夢を空想します。

いつか貴方が蘇る、その刻を。

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