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俺、“なんで”消えた?〜幼き手は、俺に託された〜  作者: しろ兎
主婦から“平和な”転職できますか?-外伝 Episode I-
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5/18

xX-04 向こう側の世界。

観測者

[投稿時間不安定ですみません。]

[相田が主人公なのだろうか…。]

【20xx年 5月25日 午前1時10分】


バーの、

バックルーム。


椅子に腰掛け、

ガラケーを弄る。


ブルーノート(通称:Bチャット)


そこでは、

怪人たちが相談や情報交換をしている。



383:Qちゃんの秘密基地<1

I氏! I氏! 大変でやんす!



知り合いが、

チャット内で騒いでいる。



384:Qちゃんの秘密基地<主

>>383

どうしたん?


385:Qちゃんの秘密基地<1

お前の元カノ 例の連中に狙われてるぞ!


386:Qちゃんの秘密基地<主

>>385

それって…まさか!TSIのことか?


387:Qちゃんの秘密基地<2

>>384

I氏おかえりー!

俺もそれ噂で聞いた。

女神が狙われてるってな!


388:Qちゃんの秘密基地<主

>>387

おはよう

それどこで聞いた?


389:Qちゃんの秘密基地<1

>>386

異能連中に… だからそうなんじゃね?



相田は、

Bチャットへ文字を走らせた。


「……い」

「おーい」


肩を、

揺すられた。


顔を上げた。


視線の先に居たのは…

中山だった。


中山

「どうした」

「顔色……お前吐きそうだそ」


相田

「吐く!マジ吐く!」


中山

「やめろやめろ…」


宥める。


相田

「真彩が!」


勢い良く、

立ち上がる。


相田

「うっ!」

「頭痛てー…」


片手で、

頭を押さえる。


中山

「元カノがどうしたって?」


相田

「犯行予告…拐うって……」


中山

「は?」

「誰が!」


相田

「TSIが」


中山

「は!?」


風来人(ふゆと)

「お疲れちゃ〜ん」

「…どったの?」


中山

「王子。こいつの元カノが誘拐されそうなんだそうです」


風来人

「で?」


見つめ合う。


中山

「…で?」


二人の、

視線が相田へ向く。


相田

「え?」


二人を、

交互に見る。


相田

「助けに行くぞ!」


勢い良く、

片腕を上げる。


威勢を張った。


中山

「やっぱり…」


風来人

「……ふーん」


相田

「他人事かよ!」


風来人

「俺関係ないし〜」


相田

「ヒーローがそれでいいのか?」

「明日、デモ団体が大使館前で暴動起こすってよ!」


風来人

「また??いい加減にして欲しいんだけど…」


俯く。


相田

「行くだろ?相棒」


風来人

「相棒になった覚えないんだけどな〜」


相田

「お前ん家、泊まる。中山も、だろ?」


中山

「もう電車ないし…泊めていただけると助かります」


相田

「俺はケージでいいっす」


風来人

「…汚さないでよ?」


相田

「しないしない」


ガラケーを操作しだす。



411:Qちゃんの秘密基地<主

25日8時救出作戦決行するぞ!


412:Qちゃんの秘密基地<2

>>411

流石 I氏!参加させていただきやす!


413:Qちゃんの秘密基地<3

>>411

俺も!協力させていただくぜ!!


414:Qちゃんの秘密基地<1

>>411

我らで奴らを混乱させようぜ!!


415:Qちゃんの秘密基地<4

>>411


参加者が多数。


相田は、

目頭を押さえた。


420:Qちゃんの秘密基地<主

お前ら… 泣けるぜ…!!

集合場所は俺らの母校だ!!

当日よろしく頼む!!


友里

「店閉めたよ」

「どうしたの?」


「ああ…」


「相田さんと中山さん」

「ここに泊まる?」


中山

「え?」


友里

「カフェのソファーで良ければ、ベッド代わりに」

「飲み物も自由にどうぞ」


中山

「ありがたい!」


相田

「女神がもう一人居た」


風来人

「俺ちゃんカエル。ゲコゲコッ」


裏口へ、

歩き出す。


友里

風来人(ふゆと)お疲れ様!おやすみ〜」


手を振った。


風来人は、

背中越しにてを振った。


中山

「私たちも寝ましょう」


相田

「ああ!」


友里

「お疲れ様」

「二人ともすごく馴染んでたよ!また、参加してね」


中山

「新鮮で気持ちよかったです」

「貴重な体験ありがとうございました」


頭を下げた。


友里は、

クスクスと笑う。


相田

「俺ちゃんもう一回やりたい」

「てか、バイト募集してないの?」


友里

「バイト?…仕組みが違うからな……」

「興味あるの?」


相田

「すっげー楽しかった!」


友里

「そうかぁ〜嬉しいな!」

「風来人に聞いてみるよ」


相田

「是非是非!」


友里

「そろそろ、部屋戻るね」

「ごゆっくり」


「おやすみなさい」


中山

「おやすみなさい」


相田

「おやすみ〜」


友里は、

階段を、

駆け上がって行った。


相田

「俺らも寝るか」


中山

「そうだな」


店内の、

ソファーへ体を預けた。



◇◆◇



チュンッ チュンチュンッ チュン…


♪トントトン トントトン トロン♪


相田

「うぅ………」

《頭痛い……気持ちわり…》


体を起こす。


中山

「おはよう…ふああぁ」


大きなあくび。


相田

「二日酔いしてないわけ?」


中山

「平気」

「お前は?」


相田

「………」


視線を、

逸らした。


中山

「あるんだな」

「よかったな」


相田

「どこがだよ…」


中山

「リーダー」

「救出作戦決行よろしく頼みますよ」


相田

「へいへい」



◇◆◇



【20xx年 5月25日 午前7時58分】


とある高校前。


集まるOBたち。


相田

「おーい」


OB<1<4

「「ボス!!」」


OB<3

「お久!相田殿!」


OB<2

「懐いな!!」


次々喋りだす。


OB<4

「おい…あの美男子…誰?」


相田の、

肩を引き寄せ、小さく呟く。


相田

「助っ人」


OB<4

「へー」


OB<1

「おい!!ボス!!」

「女神様救うんだろ?」


OB<2

「犯行場所、どこか知ってるのか?」


OB<3

「ああ!あらい小学校だってよ!!」


相田

「流石だぜ!!」

「ところで、犯行時刻は?」


OB<3

「そこだけ明確じゃないんだよね」


相田

「取り敢えず。小学校向かうぞ」

「さて…」


OBたちも含め、

準備体操しだす。


風来人

「ん?なにしてんの?」


相田

「久々に能力全振りするから」


風来人

「はい?」


中山

「気になってたんですが…」

「王子は、なにか能力使えるのですか?」


風来人

「能力ってなんの?」


首を傾げる。


風来人

「ちょ…ちょっと待って」


急に、

焦りだす。


風来人

「俺の知らない怪人の最大の謎ってやつ??」


中山

「え?」


中山は、

相田へ駆け寄る。


中山

「連れてきちゃったけど大丈夫なの?」


耳元で、

小声で呟いた。


相田

「あいつライダーだし」


中山

「え!!!!」


相田は、

耳を押さえる。


相田

「うるっせーな!!」


中山の、

頭を(はた)いた。


中山

「痛い!」


「ごめんって」


風来人は、

顎に手を当て首を傾げていた。


風来人

「楽しそうだね」


相田

「早く変身しろよ」


集団は、

一斉に怪人の姿へ変わった。


OB<4

「おお!懐いな!」


中山

「行こうリーダー」


風来人

「仕方ないなぁ〜」


胸ポケットから、

ラメ入りカードを取り出す。


相田

「待ってました!」


OBたち

「なにが?」


ざわつく。


風来人

「泣く()も黙る、このイケメン」


カードが輝く …キラッ


「怒る()、黙る、この笑顔」


腰に、

ベルトが現れる。


「我、乙女に幸福をもたらす、風来人(ふうらいじん)


ベルトにカードをかざす。


【Start-up!】


「変身!」


巨大なUIが、

体をスキャンする。


ライダーの姿に変わる。


風来人

「決めポーズは…いらないね」


「これでいい?」


また、

首を傾げた。


相田

「いちいち可愛いやつ…」


聞こえない声で呟いた。


相田

「行くぞ!」


OBたち

「おっ…おう!」


怪人たちは、

音もなく姿を消した。


風来人

「あ!」


追いかけるように手を伸ばした。


風来人

「……どうしよう」


中山

「だろうと思ったよ」


空間から、

手が浮かび出てきた。


風来人

「怪人の手?」


中山

「私の手ですよ。さっ掴まって」


風来人

「わ…わかった」


がっしり掴まった。

勢い良く引っ張られた。


風来人

「うわ!!」


景色が反転する。

アスファルトの地面から飛び出てきた。


――ドサッ


中山

「大丈夫ですか?」


風来人は、

慌てて立ち上がる。


風来人

「大丈夫。うん。ありがとう」


「ここ…小学校?」


相田

「真彩は…」


OB<1

「TSIどこだ」


相田

「おい王子。ステレス使えよ?」


OB<3

「王子?」


中山は、

肩をすくめる。


風来人

「ファンの前以外はステレス使ってるよ〜」


「どうするの?」


相田

「まずは真彩を探す」


BO<2

「なぁ…教師なの?」


相田

「ちげーよ。主婦」


OB<4

「なんで学校なんだ?」


相田

「し…知らねーよ」

「行くぞ!」


「音立てるなよ」


???

「お前らなにやっている」


風来人

「え…あっ……あなたは!」


相田

「ええ!?」


――ドサッ


相田は、

門の内側へ落下した。


相田

「いってぇ…」


「おい!!」

「お前!離すなよ!」


怒鳴る。


門の隙間から見える、

軍服をまとった男性の姿。


風来人

汐川(しおかわ)さん?」


汐川

「その声風来人(ふゆと)か…」

「なぜ…ここにいる」


風来人

「え…なんでかな?あははは…」


怪人たちは黙り込む。


相田

《TSIだと!しかも王子知り合いなのかよ!!》


相田は、

身を縮めて、

校内へ逃げた。


汐川

「一匹逃げたが…」


風来人・OBたち

「「「「え?」」」」


門へ、

視線を向けた。


中山

「あいつ…」

《うまく助けられるといいけど…》


Next Time Hint

――児童。

観測者

[相田が主人公っぽいな…。]

[どなたか、汐川さんが誰だかお気づきの読者様はいらっしゃいませんか??]

[幼き先の“未来”-とわ- Season4で明かされています。]

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