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俺、“なんで”消えた?〜幼き手は、俺に託された〜  作者: しろ兎
主婦から“平和な”転職できますか?-外伝 Episode I-
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xX-03 TSIとステレス。

観測者

[第2話つまんなかったかな?]

[後から気付いた人だけ、読み返してくれればいいさ〜。]


【20xx年 5月24日 午後3時56分】


風来人(ふゆと)の部屋。

二人の男性が雑談している。


部屋を覗き込むおじいちゃん。


おじいちゃん

「そこの変質者帰れ!」


捨て台詞(セリフ)と共に階段を降りて行った。


怪人の友人

「異能者か…」


怪人

「俺らのステレスを認識できる奴らってTSIだけだと思ってた」


怪人の友人

「お前さ…そのステレス使って昔元カノの家に入り込んだことあるんだろ?」


怪人

「やめろよ!思い出させないでくれ」


怪人の友人

「美人だったもんな!」


怪人

「やめろって言ってるだろ!!」


怪人の友人

「ごめん…」


怪人

「あいつは…今も元気だよ」


怪人の友人

「え?」


ニュース番組。


大使館周辺で、

群がる怪人のデモ団体。


怪人

「飽きねーな…あいつら……堂々と姿現して…」

「虐殺反対!差別反対!怪人差別反対!ってよ…」


怪人の友人

「…私は気持ち若干わかるけど」


怪人

「俺だって!人間こえーもん…」


見つめ合う。


怪人

「お前、TSIの正式名称知ってるか?」


怪人の友人

「東邦戦略介入機構だろ?」


怪人

「なんだよ…言えちゃったし」

「つまんねーの」


怪人の友人

「言えて悪かったな」

相田(あいだ)さ…」


怪人を、

じっと見る。


怪人の友人

「その格好でいいのか?」


相田(怪人)

「楽なんだよ。いいじゃん!」


怪人の友人

「はぁ…私は構わないけどさ」


相田

「中山も楽にすればいいじゃねーか」


中山(怪人の友人)

「私は遠慮しておく」


相田

「ふーん」


おじいちゃんは、

静かに階段を登ってきた。


暖簾(のれん)の間から顔を覗かせる。


おじいちゃん

「いつまで居るつもりだ」


相田

「王子が俺を呼んでる」


おじいちゃん

「は?」

「まさか…お前さん誘われたのか?」


相田

「奢ってくれるって。な!」


友人の、

中山へ視線を向けた。


中山

「……私も誘われた」


おじいちゃん

「はぁ…あいつどこまでお人好しなんだ」


中山

「優しいお方で我々にとって幸せですよ」


相田

「テレビでやってるあの特撮もの…」

「俺らにとって差別だってな」


中山

「間違いない」


おじいちゃんは、

部屋に入ってきた。


ゆっくりと、

座布団に座る。


中山

吉草(よしぐさ)さん、相変わらず元気ですね」


吉草

「そこらの若いやつには負けるがな」


中山

「そんなことないですよー」


トットットット…


誰かが、

階段を上がってきた。


「おじーいちゃん!」


吉草

「なんだ?」


暖簾を(くぐ)る。


怪人の姿を見て、眉をひそめる。


「…誰?」


相田は、

不快そうにそっぽ向いた。


吉草

風来人(ふゆと)の知り合いだとよ」


「おにぃって怪人の知り合い多すぎ」


相田は、

舌打ちした。


相田

「でたよ…差別」


小声で呟いた。


中山

「え…いまのは差別か?」


相田

「俺には…な…」


中山

「元カノの引きずり過ぎだろ」


相田

「おま!黙れ!」


――バンッ


テーブルを拳で叩いた。


中山

「悪かったって」


宥める。


風来人(ふゆと)

「なになに?どうしたの?」


部屋に戻ってきた。


風来人

「ジィ店閉めた。終わったよ」


吉草

「ご苦労」


風来人

「ケロちゃん。そろそろ行くよ〜」


相田

「お!なに奢ってくれるんだ?」


立ち上がる。


風来人

「待ってて、着替えてくるから」


相田

「帯引っ張ってみたい」


風来人

「やる?」


想像を膨らます相田。


「キッモ!」


相田は、

再び舌打ちした。


足を、

前に出す。


中山

「やめておけよ」


中山は、

相田の肩を掴んだ。


相田

「ふん!」


「あいつ腹立つ…」


二人は、

離れた距離から、睨み合う。


風来人

「凛…ほどほどね〜」

「んじゃ!着替えてくる」



◇◆◇



中山

「ここは…」


???

「バーですよ」


中山・相田

「「うわ!!」」


背後から、

声をかけられ、

肩を跳ねらせた。


相田(人の姿)

「中山!お前うるさいんだよ!」

「びっくりしたじゃねーか!」


中山

「耳元で叫んだのお前だろうが!」


入口で、

ギャーギャー騒ぐ。


友里(ゆり)

「まあまあ、落ち着いてください」

「コホンッ……」

「二名様で宜しいでしょうか?」


小さく首を傾げる。


二人は頷いた。


相田

「もう一人いるが」


中山

「居ないけど…」


友里

「お客様ご来店でーす!」


「「「「いらっしゃいませ〜」」」」


薄暗い店内。

ゆっくりと中へ入って行く。


「殿方…ようこそいらっしゃいました」


「奥で王子がお待ちです」


店内の奥へ、案内された。


薄暗い。


椅子に、

足を組みながら座る人影。


――パッ


スポットが当たる。


風来人

「ようこそ夢見バーへ」


二人の、

視線は服装へ。


相田

「吸血鬼?」


中山

「コスプレバーってこと?」


店内を見渡した。


相田

「ハロウィンかよ」


中山

「いやいや!5月!5月!」


風来人

「衣装まだあるけど着る〜?」


相田

「嫌な予感しかしない」


中山は、

激しく同意した。


――パチンッ


風来人は、

指を鳴らした。


スタッフ

「「御意」」


相田

「おい!」


中山

「や…やー!!」


二人は、

スタッフに連行された。


中山は、

白衣を、

羽織らされた。


胸元には名札。


相田

「何で俺…」


猫耳カチューシャ。

尻尾と肉球手袋。


首輪に名札。


友里

「猫ちゃんで遊ばないの!」

「ごめんなさい」


「はい。この服に着替えて」


相田

「……おい」

「これオペの…」


中山

「医者コスプレ…ぷっ」


友里

「お客様が来店しています」

「接客の経験はありますか?」


相田

「ない!」


中山

「私は普段から接客やってるので、大丈夫です」


友里

「わかりました」

「相田さん。あれ?…ケロちゃん?」


友里は、

名札を見て首を傾げる。


相田

「…ケロッ。これで満足か?」


友里

「フフッ…」

「私がお二人のサポートします」

「女性客と会話しながらお酒を楽しんでください」


「では、深呼吸はいいですか?」


二人は頷く。


――チリンッチリンッ


スタッフ

「本日限定。お医者様の登場です!」


「自己紹介をどうぞ!」


スポットライトが当たる。


相田

「お…俺?」


注目を浴びている。


「あなたの悪い腫瘍俺様に取らせろ!」

「俺の名はケロちゃんだぜ!ケロッ!!」


決めポーズ。


顔が熱くなった。


スポットライトが隣に移る。


中山

「あなたの病気は私が治します」

「名医の中山と申します」

「よろしくお願いします」


お辞儀をした。


相田

「嘘つけ!」


スタッフ

「3番席。中山さんご指名入りました!」


友里

「中山さん行きましょう」


中山

「はい」

「ケロちゃんどんまい」


相田

「酒飲みたい!」


スタッフ

「メニューです。お好きなのお選びください」


相田

「え…」


スタッフ

「王子からのサービスです」


相田

「あいつ神だろ!」



◇◆◇



相田

「でさ…俺の元カノな…滅茶苦茶優しくて……」


女性客

「未練たらたらじゃ〜ん」

「再会したんですか?」


相田

「一回だけ…偶然……すれ違ったんだ…」

「気づいてくれなかったけどな……」


女性客

「え〜それ切なーい」


相田

「うぅ…しかもさ、子ども居たんだよ」


女性客

「えー!」

「その元カノさんの名前なんて言うんですか?」


相田

真彩(まや)っていうんだよ……」

「可愛い男の子だったな……」


女性客

「幸せそうだったんですね…」

「……」

「出会いはたくさんありますよ!」


相田

「美人さんに慰められて俺…」

「元気もらった!ありがとな!」


スタッフ

「そろそろ、ラストオーダーです!」


相田

「もう終わりか…」


女性客

「ケロちゃんのお話し楽しかったですよ」


相田

「そりゃあよかった」


風来人

「ちょっと失礼」


相田の横に、

割り込んできた。


女性客

「王子様!」


風来人

「ケロちゃんお疲れ様。裏に戻っていいよ〜」


相田

「王子、ゴチでした!」


ふらつきながら立ち上がる。

バックルームへ下がって行った。


Next Time Hint

――日本刀。

観察者

[キャラが自走しだしたよ〜。]

[勢いに任せて、執筆GO!!]

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