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至って普通な男子高校生の俺、ブラック缶コーヒーで覚醒する〝孤高の眠り姫〟とふいに仲良くなっちまった件について

作者:ちむちー
【ネット小説大賞運営チーム様からの感想あり!】
【↓運営ピックアップもされちゃいましたッ!?】
https://www.cg-con.com/topics/35115/
【週間:現実恋愛ランキングにも載れましたッ!!】



――〝孤高の眠り姫〟


 それが彼女に付けられたあだ名だった。

 流れるようなポニーテール。
 汚れを知らぬ真っ白キメ細やかな肌。

 いや、美辞麗句さえも必要ないかもな。
 目にした誰もが絶世の美女と認めることだろう。

 しかしながら、だ。
 そんな彼女には常人とは違う一つの大きな特徴があった。

 彼女は〝全ての人を拒絶する〟のである。

  見た目が良ければそれだけで彼女の周りには男女共々集まってくるはず。

 ……まるで角砂糖に群がるアリのごとく。

 けれどもそれすらも決して受け付けることはなかった。

 眠り姫は今日もまた、己の世界の中でくぅくぅと寝息を立てていらっしゃる。

 だが、そこに馬鹿電波ツインテールと変態秀才腐れ縁野郎も加わって……!?


「……見るな、寝にくい」

「美佳は先輩のことが大好きなんですーッ!」

「でも僕は可愛いモノが大好きなんだ。それはもう、蜂蜜塗って食べちゃいたいくらい」


 あ、いや、なんだどうした畜生め。
 平和な日常はどこに飛んでいっちまったのか。

 どいつもこいつもキャラが濃すぎる。
 ……さすがの俺でもお手上げかもしれん。

 天の神様よ、いるなら今すぐ降りてこい。
 ワンツーパンチを二、三発噛ましてやるからさ。


「畜生め、お前ら少し黙ってろぉおッ!!?」


 喜劇、純情、時々涙。

 今から紡ぐは、そんな温かな恋物語。


――――――――――

こちらの作品は『第12回ネット小説大賞』に
エントリーさせていただいております。
よろしければブクマや感想や星評価などで
やんわりと応援していただけますと幸いでございます!

一週間に1話(+α)ずつ新話を公開してまいりますっ。

それでは何卒っ!
よろしくお願い申し上げます!
 
第1章
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