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縁切大明神  作者: 麿猫
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十六、前夜

十六、前夜

虫の音が聞こえる。同時に静かな海鳴り。

崇徳入ってくる。


崇徳 魚…美味かったな。


崇徳、海を見つめる。


崇徳 明日………。本当に、これでいいのだろうか。


拝殿の鈴の音が聞こえる。次いで拍手の音。


崇徳 む?


参拝者が舞台上へ入ってくる。(海に参拝者の姿が映る。)

参拝者は指示がない限り台詞毎に俳優は変える。複数とする。


崇徳 お主ら…


参拝者 縁を切ってください。

参拝者 あいつを殺して縁を切ってください

参拝者 あいつが憎いんです! 殺してください!

参拝者 悪い縁を切って、良縁を結んでください

参拝者 いい縁が結ばれて、友達が出来ました

参拝者 やっと暴力を振るってくる家族と離れることができました

参拝者 ふんぎりがつかなかった決断をすることができました

参拝者 初めて救われた気持ちになりました

参拝者 長年苦しめられた病気とさようならできそうです

参拝者 これからはまっすぐ前を向いて歩いて行けそうです

参拝者子供 おかあさんをたすけてくれてありがとう


俳優それぞれの独立した台詞が終わり、それぞれの台詞が重なり合う。一段と大きくなってから小さくなり、消える。


崇徳 俺は………くそっ


崇徳、座り込み、頭を掻きむしり抱える。




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