表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢千夜  作者: 西野了
PR
55/83

30年ぶりに復帰した職場では・・・

俺は30年ぶりに京都で勤めていた職場に復帰した。障がいのある人が通っている作業所だ。この施設は片側が四角形で片側が長方形で自動車が駐車しやすいのが自慢だそうな・・・。以前同僚だったTさんも俺を歓迎してくれた。俺は正職員として働くつもりだ。しかし背の高い偉そうな職員が俺に正職員・パート・ボランティアのどれにするか訊いてきた。そしてここの利用者は大変手がかかると言っている。通所施設だけど夜勤もあると言うのだ。確かに今は夜の10時過ぎている。部屋には男性が5.6人いるが、ここで生活しているのだろうか?

 

 だけど俺は、ここの利用者さんは手がかかるとは思えなかった。コーヒーも自分で作って飲んでいるし、そもそも誰が利用者さんで職員なのかも区別がつかない。俺が少し前まで働いていた障がい者施設の方が重度の人が多く支援もかなり必要だった。

 そうしていると所長のTさんが利用者のIさんの送迎ということで部屋に入っていた。Iさんは40年前から知ってるけど、以前は介助も支援も大変だった。しかし今では見違えるように自分でいろいろ出来るようになり自立している。そしえ以前と変わらず若い!その反面、所長のTさん以前はしっかりしていたのに、今は不安そうで老けて痩せている。でも立派になったIさんを誇らしく思っている。

 俺はよく考えてみると体力にも自信がないし、他にいろいろと忙しいのでボランティアとして関わることにした。パート代は時給150円らしい。変なの。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ