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夢千夜  作者: 西野了
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コロナ禍のパチンコ店で大穴を当てた!

 パチンコ台に座るとで一発でフィーバーがかかった。液晶の場面で見るとスペシャルモードだ。これは閉店までずっと玉が出続ける大穴中の大穴である!

 僕は開いたゾーンに玉を放り込むが時々忘れてしまう。そのたびに近くのお客さんが手伝ってくれる。そのお客さんたちが僕の代わりに打ってくれたり、どこかに行っている僕を探してくれたりしてくれる。おそらく100万円は稼ぐことができるだろう。僕は10万円でも御の字なのに・・・・・・

 気づくと僕は大通りに出ていた。友達も一緒だ。そろそろパチンコ台に帰らなければならない。でも僕らが帰ろうとするパチンコ店の明かりはすでに消えていた。きらびやかなネオンも灯っていない。僕は腕時計を見ると夜の8時を指していた。ああ、新型コロナウイルスの影響でパチンコ店も8時で営業終了だった。隣の店もすでに閉まっていて、辺りは薄暗いのだ。僕は明日10万円取りに来ようと思い家路を急いだ。

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