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夢千夜  作者: 西野了
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一週間の休みで山口に帰ろうとしたけど

 四国の街にいる。オオシタ君が幹事になって同窓会を仕切っている。もうすっかり元気になっているようだ。でもそれをあまり良く思っていない奴らもいる。

 カタダ君の隣の女の子は依然彼が付き合っていたのに、今ではもうそんな関係ではないらしい。相変わらず手際がいい。カタダ君は何でも上手に処理できるのだ。

 僕は神戸に行く道を間違えてしまった。神戸から山口に帰ったらいいと、カタダ君は大きなトラックを用意してくれた。僕はトラックをあまり運転したことがないのでイマイチ気乗りがしない。でも僕の彼女はトラックに乗ってもいいみたい。

 僕の休みは一週間しかなくてもう二日使ってしまった。山口に帰るにはやはり新幹線を使ったほうがいいと思う。でもそう考えていたら休みが無くなってしまった。

 いつもの道を自動車で通るけど、大きな道に出ると必ず駅前を通過すのだ。いつもいつも同じ道なのだ。

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