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夢千夜  作者: 西野了
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退職した人

 退職した寺岡さんがまだこのグループホームにいるとは驚いいた。相変わらず元気そうだ。

「お弁当は栗と芋しかないのよ」と言って彼女は大きいタッパーを開けた。

 そこには煮込んだ芋とカボチャと玉ねぎがあった。あまり美味しそうではない。

 3時に彼女と話し始めたのに、時計はいつの間にか3時15分を回っていた。

 僕は3時30分には新しい職場のオリエンテーションに参加しなければならないのだ。新しい職場はここから歩いて10分ほどの距離にある。途中でトイレにも行きたい。

 新しい職場に行くのに2つの道があるが、手前の道にトイレがあると寺岡さんは教えてくれた。

 ただ両方の道もかなり上り坂なので僕は少々うんざりした。だけど急がなくては遅刻するので、慌ててグループホームを飛び出した。

 僕はいつでもそうなのだ。

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