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発泡スチロールのシッパー
茶男は僕の軽四輪自動車のアクセルとブレーキをごちゃごちゃ操作した。すると僕の自動車は馬がいなないて、前足を高く上げるように前輪が垂直に上がった。そして隣のいかにも高級そうな車にゴンと当たった。そこから、出来ればお付き合いしたくない屈強な男が二人出てきた。そして彼らは罵りながら、僕の車のサイドミラーとバックミラーを破壊した。
約束の時刻は12時なのにすでに14時半を超えている。もう2時間以上遅れている。僕は車に乗ると既に破壊されたサイドミラーとバックミラーは直っている。茶男もやるときはやるものだ。
職場につくと清家という上司がトラックに発泡スチロールのシッパーを山盛り積んで待っていた。彼はにこやかに僕を送り出した。
僕の行く道は両側に発泡スチロールのシッパーが山のように積んでいて、その隙間はちょうどトラックの車幅しかない。僕は慎重に海の中を、そのシッパーの山に当たらないように運転した。もうすぐ出口だ。




