表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/94

008●何世代かあとの技術

「事件が起きる5分前からの映像です。」

ココアが俺たちの端末に映像を転送する。

・・・俺が見た時のまさに、その光景だ。

突然、潰れていく車。良くわからんな。自分でリプレイしてみる。やはり、前触れはないよな。

何か、天候上のことか?凄い気圧がかかったのか?

不自然だな。規則的に破壊されているのが、腑に落ちない。


「わかりにくいですね。ココア、修正映像にしてくれないか?」

「了解です。推測に基づく部分があります。必ずしも正確とは言えません。」

・・・うわっ、なんだあ?!このでかいヤツ?!

これが歩いてきたら、そりゃあ、車の1台や2台、押し潰されるよな!


「光学迷彩、ですね。それも、とびっきりの。」

「昔の、あのスパイ映画シリーズに出てきたやつ?」

「エイミーさん、その理解で正しいです。つまり、全方向からの映像を、全く反対側に映し出すことで、まるで透明になったように見えるって技術です。これ、きっとレーダーにも感知されない、ステルス性能もあるんじゃないかな?」

「こんなものが、完成してるんだ。ラボでも可能なの?」

「いえ、現在の世界のあらゆる技術や情報を駆使しても、これだけのものはできません。あと何世代かで、やっと実現するかどうか、ってところじゃないですか。」

うーん、そんなモン、どこの誰にできるんだ?


「ともかく、喫緊の問題は、このデカブツがどこに行ったかだな。足跡を辿れないのか?」

「それが、途中で消えてしまっています。衛星からの画像も解析しましたが、見当たりません。ごめんなさい。」


いや、ココアが謝ることはないんだよ。しかし、ということは。

「こいつ、突然現れて、突然消えたってことになるのか?」

「そのとおり。この話を聞きつければ、どこの国のどんな機関だって、興味をもつでしょうね。やっかいだな。」


ジンが考え込むのって、あんまり無いよな。こりゃあ、深刻だな。

「ねえ、キッキンてなによ?」

エイミー、すまん、だが、今、そこじゃない。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ